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上級の問題と解説

上級の全50問です。「答えと解説を見る」を押すと、正解・解説・ほかの選択肢の説明・条文の要点が出ます。

本日の上級10問に挑戦する
  1. 上級1二死三塁。打者のゴロを遊撃手が捕って一塁へ送球し、打者走者は一塁でアウトになった(第3アウト)。三塁走者は、そのアウトより先に本塁に触れていた。得点は?

    1. 得点にならない。一塁に達する前の打者走者が第3アウトだから
    2. 守備側がアピールしたときだけ、得点にならない
    3. 1点が入る。三塁走者が、アウトより先に本塁に触れたから
    4. 1点が入る。一塁でのアウトは、フォースアウトではないから
    答えと解説を見る

    正解:A 得点にならない。一塁に達する前の打者走者が第3アウトだから規則5.08(a)

    解説

    第3アウトが、一塁に触れる前の打者走者のアウトのときは、そのプレイの間に本塁に触れた走者がいても得点になりません。三塁走者が先に本塁に達していても同じです。

    ほかの選択肢

    • B 守備側がアピールしたときだけ、得点にならない
      アピールは必要ありません。一塁でアウトが宣告された時点で、得点は認められません。
    • C 1点が入る。三塁走者が、アウトより先に本塁に触れたから
      本塁に触れた順番は関係ありません。一塁の前でのアウトが第3アウトなので、得点になりません。
    • D 1点が入る。一塁でのアウトは、フォースアウトではないから
      一塁に触れる前の打者走者が第3アウトになったときは、フォースアウトかどうかに関係なく、得点は認められません。

    試合でのポイント

    二死で走者三塁の内野ゴロは、本塁と一塁のどちらが早いかではなく、打者走者が一塁でアウトになったかどうかで得点を判断します。

    条文の要点

    公認野球規則 5.08(a)

    • 走者が、3アウトになる前に正しく各塁を進んで本塁に触れるたびに1点が入る
    • 例外:第3アウトが、一塁に触れる前の打者走者のアウトなら、そのプレイ中に本塁に触れた走者の得点は認めない

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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    公認野球規則の日本語の全文は公開されていないため、条項のリンク先は英語の原文です。スマホでは、PDFの指定のページではなく先頭が開くことがあります。

  2. 上級2二死一・三塁。打者の打球は中堅手の前に落ちた。三塁走者は本塁に触れたが、中堅手がすぐ二塁へ送球し、一塁走者が二塁でフォースアウトになった(第3アウト)。得点は?

    1. 1点が入る。打者走者は一塁に達していたから
    2. 1点が入る。外野への打球なので、フォースプレイではないから
    3. 1点が入る。三塁走者がアウトより先に本塁に触れたから
    4. 得点にならない。第3アウトが、二塁でのフォースアウトだから
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    正解:D 得点にならない。第3アウトが、二塁でのフォースアウトだから規則5.08(a)

    解説

    第3アウトがフォースアウトのときは、そのプレイの間に本塁に触れた走者がいても得点になりません。打者が走者になったので一塁走者には二塁へ進む義務があり、二塁でのアウトはフォースアウトです。

    ほかの選択肢

    • A 1点が入る。打者走者は一塁に達していたから
      打者走者が一塁に達していても、第3アウトがフォースアウトなら得点になりません。
    • B 1点が入る。外野への打球なので、フォースプレイではないから
      打球が外野に落ちても、打者が走者になった以上、一塁走者は二塁へ進む義務があり、フォースプレイになります。
    • C 1点が入る。三塁走者がアウトより先に本塁に触れたから
      フォースアウトが第3アウトなら、本塁に触れた順番に関係なく得点になりません。

    試合でのポイント

    二死でのフォースアウトは本塁到達の早さを比べないので、まず第3アウトがフォースアウトかどうかを判断します。

    条文の要点

    公認野球規則 5.08(a)

    • 例外:第3アウトがフォースアウト(進む義務のある走者へのアウト)なら、そのプレイ中に本塁に触れた走者の得点は認めない
    • フォースアウトでない第3アウト(タッグプレイなど)なら、アウトより前に本塁に触れた走者の得点は認める

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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    公認野球規則の日本語の全文は公開されていないため、条項のリンク先は英語の原文です。スマホでは、PDFの指定のページではなく先頭が開くことがあります。

  3. 上級3二死二・三塁。打者の打球は左前に落ち、打者走者は一塁に達した。三塁走者が本塁に触れたあと、続いて本塁へ向かった二塁走者が、本塁でタッグされてアウトになった(第3アウト)。得点は?

    1. 得点にならない。本塁でのアウトはフォースアウトと同じだから
    2. 2点が入る。二塁走者も、本塁のすぐ近くまで来ていたから
    3. 1点が入る。フォースアウトでない第3アウトより先に触れたから
    4. 得点にならない。同じプレイの中で第3アウトになったから
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    正解:C 1点が入る。フォースアウトでない第3アウトより先に触れたから規則5.08(a)

    解説

    二塁走者には本塁へ進む義務がなかったので、本塁でのアウトはタッグプレイです。フォースアウトでも、一塁に達する前の打者走者のアウトでもないので、第3アウトより先に本塁に触れた三塁走者の1点は認められます。

    ほかの選択肢

    • A 得点にならない。本塁でのアウトはフォースアウトと同じだから
      一塁が空いていたので、二塁走者には本塁へ進む義務がなく、本塁でのアウトはタッグプレイです。
    • B 2点が入る。二塁走者も、本塁のすぐ近くまで来ていたから
      二塁走者はタッグされてアウトになったので、得点にはなりません。
    • D 得点にならない。同じプレイの中で第3アウトになったから
      同じプレイの中でも、フォースアウトでない第3アウトなら、それより先に本塁に触れた得点は認められます。

    試合でのポイント

    タッグプレイで第3アウトになるときは、走者が本塁に触れたのとタッグのどちらが早かったかを、球審がはっきり見て判断します(タイムプレイ)。

    条文の要点

    公認野球規則 5.08(a)

    • 第3アウトが例外(一塁に触れる前の打者走者・フォースアウト・前の走者の踏み忘れ)にあたらなければ、そのアウトより前に本塁に触れた走者の得点は認める
    • 二・三塁のとき、打者が走者になっても一塁が空いているので、二塁走者・三塁走者には進む義務がない

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  4. 上級4一死一・三塁。打者のライナーを遊撃手が直接捕った。三塁走者は捕球より前に離塁して、そのまま本塁に触れた。その後、一塁への送球で、戻れなかった一塁走者がアウトになった(第3アウト)。本塁に触れたのは、このアウトより先だった。守備側は、投手と内野手がまだフェア地域にいるうちに、三塁でアピールした。どうなる?

    1. 一塁でのアウトがフォースアウトなので、アピールと関係なく得点にならない
    2. アピールが認められて三塁走者がアウトになり、得点にならない
    3. 第3アウトの後なので、アピールはできず、1点が入る
    4. アピールは認められるが、アウトは3つまでなので、1点が入る
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    正解:B アピールが認められて三塁走者がアウトになり、得点にならない規則5.09(c)

    解説

    第3アウトの後でも、期限内であれば、別の走者へのアピールが認められます(いわゆる「第4アウト」)。アピールによるアウトが優先されて第3アウトにおきかわるので、早く離塁した三塁走者の得点は認められません。

    ほかの選択肢

    • A 一塁でのアウトがフォースアウトなので、アピールと関係なく得点にならない
      ライナーの捕球後に戻れずアウトになるのは、フォースアウトではありません。アピールがなければ1点が入ります。
    • C 第3アウトの後なので、アピールはできず、1点が入る
      第3アウトの後でも、期限内なら別の走者へのアピールはできます。
    • D アピールは認められるが、アウトは3つまでなので、1点が入る
      アピールによるアウトが第3アウトとして扱われるので、その走者の得点は認められません。

    試合でのポイント

    守備側がこのアピールをしなければ得点が認められるので、審判員はアピールがあるかどうかを最後まで見届けてから攻守交代にします。

    条文の要点

    公認野球規則 5.09(c)

    • 第3アウトの後でも、別の走者へのアピールが認められることがある(見かけの「第4アウト」)
    • アピールによるアウトが優先され、どのアウトを第3アウトとするかが決まる。アピールが2つ以上なら、守備側が有利な方を選べる

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  5. 上級5二死一塁。打者の長打で、一塁走者は二塁を踏まずに三塁を回り、本塁に触れた。打者走者は三塁を狙ってアウトになった(第3アウト)。守備側が「一塁走者が二塁を踏んでいない」とアピールできるのは、いつまで?

    1. 投手とすべての内野手が、フェア地域を離れる前まで
    2. 試合が終わる前までなら、いつでもよい
    3. 次のイニングの最初の投球が行われる前まで
    4. 第3アウトになったので、アピールはもうできない
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    正解:A 投手とすべての内野手が、フェア地域を離れる前まで規則5.09(c)

    解説

    アピールは、次の投球や、次のプレイ・プレイの企ての前にしなければなりません。イニングが終わるプレイで起きた違反は、守備側が競技場を去る前、つまり投手とすべての内野手がベンチへ向かってフェア地域を離れる前までにアピールします。

    ほかの選択肢

    • B 試合が終わる前までなら、いつでもよい
      アピールには期限があり、それを過ぎたらできません。
    • C 次のイニングの最初の投球が行われる前まで
      次のイニングまで待つことはできません。投手と内野手の全員がフェア地域を離れたら期限切れです。
    • D 第3アウトになったので、アピールはもうできない
      第3アウトの後でも、期限内なら別の走者へのアピールはできます。

    試合でのポイント

    イニングの終わりの踏み忘れは、守備側がアピールするかどうかを、内野手が引き上げるまで塁審もよく見ておきます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.09(c)

    • アピールは、次の投球、または次のプレイやプレイの企ての前までにする(アピールそのものはプレイとみなさない)
    • イニングが終わるプレイでの違反は、守備側が競技場を去る前まで。投手とすべての内野手がベンチへ向かってフェア地域を離れたら「去った」とする

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  6. 上級6走者二塁。二塁走者が二塁と三塁の間で挟まれた(ランダウンプレイ)。ボールを持っていない三塁手が走路に立ちはだかり、走者とぶつかった。どうなる?

    1. プレイを続け、終わってから審判員が進塁を決める
    2. 挟まれていたので妨害は取らず、プレイを続ける
    3. ボールデッドで、走者は元の二塁に戻される
    4. ボールデッドで、走者には少なくとも三塁が与えられる
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    正解:D ボールデッドで、走者には少なくとも三塁が与えられる規則6.01(h)(1)

    解説

    走塁妨害を受けた走者に対してプレイが行われていたときは、ただちにボールデッドになります。妨害された走者には、妨害の前に最後に正しく触れていた塁から、少なくとも1個先の塁が与えられます。

    ほかの選択肢

    • A プレイを続け、終わってから審判員が進塁を決める
      プレイを続けてから判断するのは、妨害された走者にプレイが行われていないときです。
    • B 挟まれていたので妨害は取らず、プレイを続ける
      ボールを持たず、守備もしていない野手が走者のじゃまをしたので、走塁妨害です。
    • C ボールデッドで、走者は元の二塁に戻される
      妨害された走者には少なくとも1個先の塁が与えられます。元の塁に戻すことはありません。

    試合でのポイント

    挟まれた走者への走塁妨害では、「タイム」と同じように両手を頭上に上げ、「オブストラクション」と宣告してボールデッドにします。

    条文の要点

    公認野球規則 6.01(h)(1)

    • 妨害された走者にプレイが行われているとき(打者走者が一塁に触れる前の妨害も):ただちにボールデッド
    • 妨害された走者には、最後に正しく触れた塁から少なくとも1個先の塁。ほかの走者も、妨害がなければ達したと思われる塁へ
    • このときの宣告は、「タイム」と同じく両手を頭上に上げて示す

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  7. 上級7走者なし。打者の打球が左中間を抜けた。打者走者が一塁を回ったところで、打球を追っていない一塁手とぶつかり、大きくよろけた。このときボールはまだ外野にある。審判員はどうする?

    1. すぐにボールデッドにして、打者走者を一塁に戻す
    2. ボールに関係のない場所なので、何もしないでプレイを続ける
    3. プレイを続け、止まってから、妨害がなければ達したと思う塁を与える
    4. すぐにボールデッドにして、打者走者に二塁を与える
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    正解:C プレイを続け、止まってから、妨害がなければ達したと思う塁を与える規則6.01(h)(2)

    解説

    妨害された走者に対してプレイが行われていないときは、すぐには止めず、それ以上プレイが進まなくなるまで続けさせます。そのあと審判員が「タイム」をかけ、妨害がなければ進めたと判断した塁を与えるなど、妨害の影響を取り除く処置をします。

    ほかの選択肢

    • A すぐにボールデッドにして、打者走者を一塁に戻す
      妨害を受けた走者を、前の塁に戻すことはありません。
    • B ボールに関係のない場所なので、何もしないでプレイを続ける
      ボールがなくても、野手が走者のじゃまをすれば走塁妨害です。プレイの後で処置します。
    • D すぐにボールデッドにして、打者走者に二塁を与える
      すぐにボールデッドにするのは、妨害された走者にプレイが行われているときです。

    試合でのポイント

    プレイが続いている間も、妨害を見たらすぐに「オブストラクション」と宣告(またはシグナル)しておき、プレイの後にどこまで進めるかを決めます。

    条文の要点

    公認野球規則 6.01(h)(2)

    • 妨害された走者にプレイが行われていないとき:それ以上プレイが進まなくなるまで続けさせる
    • その後「タイム」をかけ、妨害の影響を取り除くと判断した処置(塁を与えるなど)をする
    • 与えられると思われる塁より先へ進もうとした走者は、アウトになる危険を負う

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  8. 上級8走者一塁。打者がスイングしたとき、バットが捕手のミットに当たった(打撃妨害)。それでも打球は右中間を抜け、打者は二塁に、一塁走者は三塁に達した。どうなる?

    1. 打撃妨害なので、プレイを取り消して打ち直しにする
    2. 打撃妨害とは関係なく、二塁打と走者三塁のプレイが生きる
    3. 打撃妨害を取り、打者は一塁、一塁走者は二塁に戻す
    4. 攻撃側の監督が、打撃妨害とプレイの結果のどちらかを選ぶ
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    正解:B 打撃妨害とは関係なく、二塁打と走者三塁のプレイが生きる規則6.01(c)

    解説

    打撃妨害があっても、打者が安打などで一塁に達し、ほかの走者も全員が1個以上進んだときは、妨害とは関係なくプレイが続きます。この場合は、監督が選ぶまでもありません。

    ほかの選択肢

    • A 打撃妨害なので、プレイを取り消して打ち直しにする
      プレイを取り消して打ち直すことはありません。
    • C 打撃妨害を取り、打者は一塁、一塁走者は二塁に戻す
      打者も走者も1個以上進んだので、妨害のペナルティは使いません。
    • D 攻撃側の監督が、打撃妨害とプレイの結果のどちらかを選ぶ
      全員が1個以上進んだときは、選ぶまでもなく、プレイの結果がそのまま生きます。

    試合でのポイント

    打撃妨害が起きてもプレイは止めずに続けさせ、結果を見てから、打者と全走者が1個以上進んだかどうかを確かめます。

    条文の要点

    公認野球規則 6.01(c)

    • 捕手などが打者を妨げたら、打者に一塁が与えられる(打者は一塁まで進んで触れる)
    • 打者が安打・失策・四死球などで一塁に達し、ほかの走者も全員が1個以上進んだら、妨害に関係なくプレイが続く
    • プレイ中に妨害が宣告されても、球審はプレイを続けさせる(監督が結果を選ぶことがあるため)

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  9. 上級9一死三塁。打者が外野へフライを打ち上げたが、その打撃のときに捕手の打撃妨害があった。フライは捕らえられ、三塁走者はリタッチして本塁に触れた。どうなる?

    1. 攻撃側の監督が、プレイの結果か妨害のペナルティかを選べる
    2. 打撃妨害なので、得点を認めたうえで打者にも一塁を与える
    3. 得点も打者のアウトも、そのまま認めて試合を続ける
    4. 打撃妨害が優先され、打者は一塁、三塁走者は三塁に戻る
    答えと解説を見る

    正解:A 攻撃側の監督が、プレイの結果か妨害のペナルティかを選べる規則6.01(c)

    解説

    打撃妨害の後にプレイが続いたときは、攻撃側の監督は、妨害のペナルティを断ってプレイの結果を選ぶことができます。この場面では、1点を取って打者のアウトを受け入れるか、打者が一塁へ進んで三塁走者は三塁にとどまるかを選べます。

    ほかの選択肢

    • B 打撃妨害なので、得点を認めたうえで打者にも一塁を与える
      得点と打者の一塁の両方をもらうことはできません。どちらか一方です。
    • C 得点も打者のアウトも、そのまま認めて試合を続ける
      プレイの結果をとるかどうかは、攻撃側の監督が選びます。自動的には決まりません。
    • D 打撃妨害が優先され、打者は一塁、三塁走者は三塁に戻る
      妨害のペナルティが自動的に優先されるわけではなく、監督がプレイの結果を選ぶこともできます。

    試合でのポイント

    監督は、プレイが終わったらすぐに、どちらを選ぶかを球審に伝えなければなりません。

    条文の要点

    公認野球規則 6.01(c)

    • 打撃妨害の後にプレイが続いたら、攻撃側の監督は、妨害のペナルティを断ってプレイの結果を選べる
    • 選んだことは、プレイが終わったらすぐに球審へ伝える
    • 例:一死三塁の外野フライで得点したとき、「得点と打者アウト」か「打者一塁・走者は三塁のまま」を選ぶ

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  10. 上級10一死三塁。打者の外野フライが捕らえられた。三塁走者がリタッチして本塁へスタートするとき、三塁ベースコーチが走者の背中を押して送り出した。どうなる?

    1. ボールデッドにして、走者を三塁に戻して続ける
    2. ベースコーチを退場にするが、得点は認める
    3. 得点は認め、ベースコーチに注意をあたえる
    4. コーチが走者の離塁を助けたので、走者はアウト
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    正解:D コーチが走者の離塁を助けたので、走者はアウト規則6.01(a)(8)

    解説

    一塁や三塁のベースコーチが、走者に触れたりつかんだりして、塁に戻るのや塁を離れるのを助けたと審判員が判断したら、その走者はアウトです。2026年度の改正で、この条文の表現が見直されました。

    ほかの選択肢

    • A ボールデッドにして、走者を三塁に戻して続ける
      走者を戻してやり直す決まりはありません。走者がアウトです。
    • B ベースコーチを退場にするが、得点は認める
      コーチの退場ですませるのではなく、手助けを受けた走者がアウトになります。
    • C 得点は認め、ベースコーチに注意をあたえる
      コーチの手助けは、注意ではすみません。走者がアウトになります。

    試合でのポイント

    学童では、コーチが思わず走者の体に手を出すことがあるので、一塁・三塁のコーチの手の動きもよく見ておきます。

    条文の要点

    公認野球規則 6.01(a)(8)(2026年度改正)

    • 一塁・三塁のベースコーチが、走者に触れたりつかんだりして、帰塁や離塁を助けたと審判員が判断したら、その走者はアウト
    • 2026年度の改正で表現が見直された(「アシスト」という言い方になった)

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  11. 上級11走者一塁。一塁手がボールをユニフォームのズボンのポケットに入れて隠し、ボールを持っていないふりをして、走者が塁を離れるのを待った。審判員はどうする?

    1. 「タイム」をかけ、一塁手に注意して、そのまま再開する
    2. ポケットに隠していても、走者をタッグすればアウトにする
    3. 「タイム」をかけ、すべての走者に少なくとも1個の塁を与える
    4. 投手のボークとして、走者に1個の塁を与える
    答えと解説を見る

    正解:C 「タイム」をかけ、すべての走者に少なくとも1個の塁を与える規則5.06(c)(7)

    解説

    野手が走者をだますために、わざとボールをユニフォームの中(ズボンのポケットなど)に入れたら、審判員は「タイム」をかけます。そして、その行為をしたときに走者がいた塁から、すべての走者に少なくとも1個の塁を与えます。2026年度の改正で書き加えられました。

    ほかの選択肢

    • A 「タイム」をかけ、一塁手に注意して、そのまま再開する
      注意だけで再開するのではなく、すべての走者に塁を与えます。
    • B ポケットに隠していても、走者をタッグすればアウトにする
      審判員は「タイム」をかけるので、そのあとタッグしてもアウトにはなりません。
    • D 投手のボークとして、走者に1個の塁を与える
      ボークではなく、この決まりによって少なくとも1個の塁を与えます。

    試合でのポイント

    ボールの行方がわからなくなったら、グラブや手の中だけでなく、ポケットなどに隠していないかにも気を配ります。

    条文の要点

    公認野球規則 5.06(c)(7)【原注】(2026年度改正)

    • 野手が走者をだますつもりで、ボールをわざとユニフォームの中(ズボンのポケットなど)に入れたら、審判員は「タイム」
    • その行為をしたときに走者がいたと判断した塁から、すべての走者に少なくとも1個の塁(必要なら、それ以上)を与える

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  12. 上級12走者三塁。三塁走者は、ファウル地域でリードをとっていた。打者の強いゴロが三塁ベースに当たってはね返り、ファウル地域にいた三塁走者に当たった。どうなる?

    1. ファウル地域なので走者はアウトにならず、プレイが続く
    2. 三塁走者はアウトで、ボールデッドになる
    3. 打者がアウトになり、走者は三塁に戻る
    4. ファウル地域で当たったので、ファウルボールになる
    答えと解説を見る

    正解:B 三塁走者はアウトで、ボールデッドになる規則5.09(b)(7)

    解説

    塁に当たってはね返ったフェアボールに触れた走者は、触れた場所がフェア地域でもファウル地域でもアウトです。ボールデッドになります。2026年度の改正で、この【注】の文が改められました。

    ほかの選択肢

    • A ファウル地域なので走者はアウトにならず、プレイが続く
      塁に当たってはね返ったフェアボールに触れたら、ファウル地域にいてもアウトです。
    • C 打者がアウトになり、走者は三塁に戻る
      アウトになるのは、打球に触れた走者です。
    • D ファウル地域で当たったので、ファウルボールになる
      ベースに当たった打球はフェアボールです。ファウルボールにはなりません。

    試合でのポイント

    三塁線の打球では、打球がベースに当たったかどうかと、走者に触れたかどうかの両方を見ます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.09(b)(7)【注2】(2026年度改正)

    • 塁に当たってはね返ったフェアボールに触れた走者は、フェア地域でもファウル地域でもアウト。ボールデッドになる
    • 競技者必携2026の質疑応答でも、地域に関係なくアウトと示された

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  13. 上級13監督がマウンドへ行き、投手Aを一塁手に移して、一塁手のBを新しい投手にした。このとき監督がマウンドへ行ったことは、規則上どう数える?

    1. そのイニングに、Aのところへ1回行ったことになる
    2. 新しい投手Bのところへ行ったことになり、Aには数えない
    3. Aが同じイニングに投手へ戻ったときだけ、1回と数える
    4. Aは投手でなくなったので、回数には入れない
    答えと解説を見る

    正解:A そのイニングに、Aのところへ1回行ったことになる規則5.10(l)

    解説

    監督やコーチがマウンドへ行ったときは、投手がほかの守備位置へ移っても移らなくても、そのイニングに「その投手のところへ1回行った」と数えます。2026年度の改正で書き加えられました。

    ほかの選択肢

    • B 新しい投手Bのところへ行ったことになり、Aには数えない
      マウンドへ行ったときの投手はAなので、Aのところへの1回として数えます。
    • C Aが同じイニングに投手へ戻ったときだけ、1回と数える
      投手に戻るかどうかに関係なく、マウンドへ行った時点で1回と数えます。
    • D Aは投手でなくなったので、回数には入れない
      ほかの守備位置へ移っても、そのイニングにAのところへ1回行ったと数えます。

    試合でのポイント

    マウンドへ行った回数は、そのときの投手の名前といっしょに、イニングごとに記録しておくとまちがえにくくなります。

    条文の要点

    公認野球規則 5.10(l)【原注】(2026年度改正)

    • 監督・コーチがマウンドへ行ったときは、その投手が別の守備位置へ移っても移らなくても、そのイニングに「その投手のところへ1回」と数える
    • 英語の原文でも、投手を代えることは、その投手が別の守備位置で試合に残っても、その投手への1回として数えるとしている

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  14. 上級14無死一・二塁。打者が内野に高いフライを打ち上げ、インフィールドフライが宣告された。打球は、どの内野手も通過しないうちに、二塁を離れていた二塁走者に当たった。ほかの内野手にも捕る機会はなかった。どうなる?

    1. 打者だけがアウトで、二塁走者は二塁に戻る
    2. インフィールドフライなので、そのままプレイが続く
    3. 二塁走者だけがアウトで、打者は一塁へ進む
    4. 打者も二塁走者もアウトになり、ボールデッド
    答えと解説を見る

    正解:D 打者も二塁走者もアウトになり、ボールデッド規則5.09(b)(7)

    解説

    インフィールドフライの打球が、まだ内野手を通り過ぎないうちに、塁を離れている走者に当たったときは、打者も走者もアウトになります。ボールデッドになり、ほかの走者は進めません。2026年度の改正で、この条文の本文が改められました。

    ほかの選択肢

    • A 打者だけがアウトで、二塁走者は二塁に戻る
      塁を離れていた走者に当たったので、走者もアウトです。
    • B インフィールドフライなので、そのままプレイが続く
      走者に当たった時点でボールデッドです。
    • C 二塁走者だけがアウトで、打者は一塁へ進む
      インフィールドフライが宣告されているので、打者もアウトです。

    試合でのポイント

    インフィールドフライの打球が走者に当たったら、そのとき走者が塁に触れていたかどうかを必ず確かめます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.09(b)(7)(2026年度改正)

    • インフィールドフライの打球が、内野手を通過する前(ほかの内野手も守備の機会がない)に、塁を離れている走者に触れたら、打者も走者もアウト
    • 走者が塁に触れていてもいなくても、ボールデッドになり、ほかの走者は得点も進塁もできない

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  15. 上級15無死一・二塁。インフィールドフライが宣告された打球が、どの内野手も通過しないうちに、二塁ベースに触れて立っていた二塁走者に当たった。どうなる?

    1. 二塁走者だけがアウトで、打者は一塁へ進む
    2. 誰もアウトにならず、打者の打ち直しになる
    3. 打者はアウト。走者はアウトにならず、ボールデッド
    4. 打者も二塁走者もアウトになり、ボールデッド
    答えと解説を見る

    正解:C 打者はアウト。走者はアウトにならず、ボールデッド規則5.09(b)(7)

    解説

    塁に触れている走者にインフィールドフライが当たっても、その走者はアウトになりません。打者はインフィールドフライでアウトです。ボールデッドになり、走者は進めません。

    ほかの選択肢

    • A 二塁走者だけがアウトで、打者は一塁へ進む
      打者はインフィールドフライでアウトなので、一塁へは進めません。
    • B 誰もアウトにならず、打者の打ち直しになる
      インフィールドフライなので打者はアウトです。打ち直しにはなりません。
    • D 打者も二塁走者もアウトになり、ボールデッド
      塁に触れていた走者は、インフィールドフライが当たってもアウトになりません。

    試合でのポイント

    塁に触れていたかどうかで走者のアウトが変わるので、当たった瞬間の走者の足の位置を見ます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.09(b)(7)

    • 例外:インフィールドフライが、塁に触れている走者に当たっても、走者はアウトにならない(打者はアウト)
    • この場合もボールデッドで、得点も進塁もできない

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  16. 上級16走者なし。打者の打球が右中間を転がった。追いかけた右翼手が、グラブを投げつけて打球に当てた。どうなる?

    1. 打球に当たっただけなので、罰則はない
    2. 打者に3個の塁が与えられ、ボールインプレイのまま
    3. 打者に2個の塁が与えられ、ボールデッドになる
    4. 打者に本塁まで与えられ、ボールデッドになる
    答えと解説を見る

    正解:B 打者に3個の塁が与えられ、ボールインプレイのまま規則5.06(b)(4)(C)

    解説

    野手がグラブを投げつけて、わざとフェアの打球に当てたときは、打者走者を含む各走者に3個の塁が与えられます。ボールインプレイなので、打者はアウトになる危険を負えば、本塁まで進んでもかまいません。

    ほかの選択肢

    • A 打球に当たっただけなので、罰則はない
      グラブを投げて打球に当てたら、罰則として3個の塁が与えられます。
    • C 打者に2個の塁が与えられ、ボールデッドになる
      送球ではなく打球なので、2個ではなく3個です。ボールインプレイのままです。
    • D 打者に本塁まで与えられ、ボールデッドになる
      本塁まで与えられるのは、フェンスを越えていたはずの打球に当てたときです。

    試合でのポイント

    ボールインプレイなので、すぐに「タイム」をかけず、打者が三塁で止まるか本塁を狙うかまで見届けます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.06(b)(4)(C)

    • 野手がグラブを投げつけて、わざとフェアの打球に当てたら、打者走者を含む各走者に3個の塁
    • ボールインプレイ。打者は、アウトになる危険を負えば本塁を狙ってもよい

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  17. 上級17走者一塁。打者の安打で、一塁走者は三塁を狙った。外野からの三塁への送球がそれ、三塁手がグラブを投げつけて送球に当てた。どうなる?

    1. 各走者に2個の塁が与えられ、ボールインプレイのまま
    2. 各走者に3個の塁が与えられ、ボールインプレイのまま
    3. 各走者に1個の塁が与えられ、ボールデッドになる
    4. 送球に当たっただけなので、罰則はない
    答えと解説を見る

    正解:A 各走者に2個の塁が与えられ、ボールインプレイのまま規則5.06(b)(4)(E)

    解説

    野手がグラブを投げつけて、わざと送球に当てたときは、各走者に2個の塁が与えられます。ボールはインプレイのままです。打球に当てたときの3個とは数がちがいます。

    ほかの選択肢

    • B 各走者に3個の塁が与えられ、ボールインプレイのまま
      3個になるのは、フェアの打球に当てたときです。
    • C 各走者に1個の塁が与えられ、ボールデッドになる
      ボールデッドにはならず、1個ではなく2個です。
    • D 送球に当たっただけなので、罰則はない
      グラブを投げて送球に当てたら、罰則として2個の塁が与えられます。

    試合でのポイント

    打球なら3個、送球なら2個、フェンスを越えていたはずの打球なら本塁までと、何に当てたかで塁の数が変わります。

    条文の要点

    公認野球規則 5.06(b)(4)(E)

    • 野手がグラブを投げつけて、わざと送球に当てたら、各走者に2個の塁。ボールインプレイ
    • 帽子やマスクなど、体から外したユニフォームの一部で、わざと送球に触れた場合も2個((D))

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  18. 上級18走者一塁。左中間へのライナーに中堅手が飛びついて捕ろうとしたとき、グラブが手から抜けて飛び、打球に当たった。どうなる?

    1. グラブが打球に当たったので、各走者に3個の塁
    2. ボールデッドにして、打者に二塁を与える
    3. グラブが打球に当たったので、各走者に2個の塁
    4. 罰則はなく、ボールインプレイのままプレイが続く
    答えと解説を見る

    正解:D 罰則はなく、ボールインプレイのままプレイが続く規則5.06(b)(4)

    解説

    グラブを投げて打球に当てたときの罰則は、わざと投げた場合のものです。正当に捕ろうとしてグラブが手から抜けて飛んだときや、打球や送球の勢いでグラブが外れたときは、罰則を適用しません。

    ほかの選択肢

    • A グラブが打球に当たったので、各走者に3個の塁
      捕ろうとしてグラブが抜けたときは、3個の塁の罰則は使いません。
    • B ボールデッドにして、打者に二塁を与える
      ボールデッドにはならず、そのままプレイが続きます。
    • C グラブが打球に当たったので、各走者に2個の塁
      2個は送球に当てたときの数です。しかも、この場面では罰則そのものがありません。

    試合でのポイント

    グラブがボールに当たったら、わざと投げたのか、捕ろうとして抜けたのかを見きわめます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.06(b)(4)【原注】

    • 投げたグラブや、外した帽子・マスクの罰則は、それがボールに触れたときだけ。触れなければ罰則はない
    • 打球や送球の勢いでグラブが外れたとき、正当に捕ろうとしてグラブが手から抜けて飛んだときは、罰則を適用しない

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  19. 上級19走者一塁。打者の大きなフライに、左翼手がフェンス際でグラブを投げつけて当て、フェンスの手前に落とした。審判員は、当たらなければフェンスを越えていたと判断した。どうなる?

    1. 打者走者を含む各走者に、2個の塁が与えられる
    2. フェンスを越えていないので、罰則はない
    3. 本塁打と同じで、打者と走者は本塁まで進める
    4. 打者走者を含む各走者に、3個の塁が与えられる
    答えと解説を見る

    正解:C 本塁打と同じで、打者と走者は本塁まで進める規則5.06(b)(4)(A)

    解説

    フェンスを越えていたと審判員が判断したフェアのフライが、野手の投げたグラブや帽子などで向きを変えられたときは、打者と走者は本塁まで進めます。ただし、塁はすべて正しく踏む必要があります。

    ほかの選択肢

    • A 打者走者を含む各走者に、2個の塁が与えられる
      2個は、送球に当てたときの数です。
    • B フェンスを越えていないので、罰則はない
      越えていたと判断すれば、投げたグラブで防いでも本塁まで与えられます。
    • D 打者走者を含む各走者に、3個の塁が与えられる
      3個になるのは、ふつうのフェアの打球に当てたときです。この場面は本塁まで与えられます。

    試合でのポイント

    グラブが当たった位置と打球の高さをよく見て、フェンスを越えていたかどうかを判断します。

    条文の要点

    公認野球規則 5.06(b)(4)(A)

    • フェアの打球がそのままフェンスを越えたら、各走者は本塁まで(塁は正しく踏む)
    • フェンスを越えていたと審判員が判断した打球が、野手の投げたグラブ・帽子・衣類で向きを変えられたときも、本塁まで

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  20. 上級20走者一塁。打者のゴロを遊撃手が捕って一塁へ送球したが、悪送球でボールがベンチに入った。送球したとき、打者走者はまだ一塁に達していなかった。どうなる?

    1. ボールインプレイのままで、走者は自由に進める
    2. 投球当時の位置から2個。打者は二塁、一塁走者は三塁へ
    3. 投球当時の位置から1個。打者は一塁、一塁走者は二塁へ
    4. 送球したときの位置から、それぞれ2個の塁が与えられる
    答えと解説を見る

    正解:B 投球当時の位置から2個。打者は二塁、一塁走者は三塁へ規則5.06(b)(4)(G)

    解説

    内野手が打球を処理した最初のプレイの送球がベンチやスタンドに入ったときは、投手の投球当時の走者の位置から2個の塁が与えられます。送球が手を離れたときに打者走者が一塁に達していなければ、この扱いです。

    ほかの選択肢

    • A ボールインプレイのままで、走者は自由に進める
      ベンチに入ったのでボールデッドです。自由には進めません。
    • C 投球当時の位置から1個。打者は一塁、一塁走者は二塁へ
      ベンチに入った送球は、1個ではなく2個です。
    • D 送球したときの位置から、それぞれ2個の塁が与えられる
      送球したときの位置から数えるのは、内野手の最初のプレイでない場合や、全員が1個以上進んでいた場合です。

    試合でのポイント

    悪送球がベンチに入ったときに備えて、送球が手を離れた瞬間に打者走者が一塁に達していたかどうかを見ておきます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.06(b)(4)(G)

    • 内野手の最初のプレイの送球がスタンドやベンチに入ったら、投手の投球当時の走者の位置から2個
    • 送球が手を離れたときに、打者走者を含む全員が1個以上進んでいたら、送球したときの位置から2個
    • 全軟連の解釈:「投球当時」は、投手が打者への投球動作を始めたとき(競技者必携2026)

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  21. 上級21走者なし。打者の打球が左中間を抜けた。打者走者が一塁を回って二塁へ向かっているとき、中堅手が二塁へ送球したが、ボールがそれてベンチに入った。どうなる?

    1. 送球したときの位置から2個で、打者は三塁まで
    2. 投球当時の位置から2個で、打者は二塁まで
    3. 送球したときの位置から2個で、打者は本塁まで
    4. ベンチに入ったので、打者は二塁で止める
    答えと解説を見る

    正解:A 送球したときの位置から2個で、打者は三塁まで規則5.06(b)(4)(G)

    解説

    内野手の最初のプレイ以外(外野手の送球など)がベンチに入ったときは、送球が手を離れたときの走者の位置から2個の塁が与えられます。打者走者はそのとき一塁を過ぎていたので、三塁まで進めます。

    ほかの選択肢

    • B 投球当時の位置から2個で、打者は二塁まで
      投球当時の位置から数えるのは、内野手の最初のプレイの送球のときです。
    • C 送球したときの位置から2個で、打者は本塁まで
      2個は、送球のときに過ぎていた一塁から数えるので、本塁ではなく三塁までです。
    • D ベンチに入ったので、打者は二塁で止める
      ボールデッドになりますが、二塁ではなく三塁まで進めます。

    試合でのポイント

    送球がそれたら、ボールが手を離れた瞬間に、各走者がどの塁を過ぎていたかを見ておきます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.06(b)(4)(G)

    • 内野手の最初のプレイ以外の送球がスタンドやベンチに入ったら、送球が手を離れたときの走者の位置から2個
    • 「送球したとき」は、ボールが手を離れたとき。地面に落ちたときや、スタンドに入ったときではない
    • 例:送球のとき打者走者が一塁を過ぎていれば、三塁まで

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  22. 上級22無死一塁。打者の打球は二塁手の前へのゴロになった。一塁走者は、併殺を防ごうとして、わざとゴロを捕ろうとする二塁手にぶつかった。どうなる?

    1. 走塁中のことなので、そのままプレイを続ける
    2. 守備妨害だが、一塁走者を一塁に戻して続ける
    3. 一塁走者だけがアウトで、打者は一塁に残る
    4. 一塁走者と打者走者の2人がアウトになる
    答えと解説を見る

    正解:D 一塁走者と打者走者の2人がアウトになる規則6.01(a)(6)

    解説

    走者が併殺を防ぐ目的で、わざと打球や、打球を処理しようとする野手を妨げたと審判員が判断したら、ボールデッドになり、その走者と打者走者の両方がアウトになります。この行為で、進塁や得点は認められません。

    ほかの選択肢

    • A 走塁中のことなので、そのままプレイを続ける
      わざと野手を妨げたら守備妨害です。プレイは続きません。
    • B 守備妨害だが、一塁走者を一塁に戻して続ける
      妨害した走者はアウトです。戻して続けることはありません。
    • C 一塁走者だけがアウトで、打者は一塁に残る
      併殺を防ぐための故意の妨害なので、打者走者もアウトになります。

    試合でのポイント

    わざとでなくても打球を処理する野手を妨げた走者はアウトで、併殺を防ぐためのわざとの妨害なら打者走者もアウトにします。

    条文の要点

    公認野球規則 6.01(a)(6)

    • 走者が、併殺を防ぐ目的で、わざと打球や打球を処理する野手を妨げたら、ボールデッド。その走者と打者走者がアウト
    • この行為による進塁や得点は認めない
    • わざとでなくても、打球を処理しようとする野手を妨げた走者はアウト(6.01(a)ペナルティの原注)

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  23. 上級23走者一塁。打者がバントをした。打球は本塁の前で高くはね、打者がバッタースボックスを出て走り出したところで、手に持っていたバットにフェア地域で再び当たった。どうなる?

    1. わざとではないので、そのままプレイが続く
    2. ファウルボールとなり、打者は打ち直す
    3. 打者はアウト。ボールデッドで、走者は進めない
    4. 打者はアウトにならず、一塁走者だけを戻す
    答えと解説を見る

    正解:C 打者はアウト。ボールデッドで、走者は進めない規則5.09(a)(8)

    解説

    フェアの打球を打った後、そのバットがフェア地域でもう一度打球に当たったら、打者はアウトです。ボールデッドになり、走者は進めません。

    ほかの選択肢

    • A わざとではないので、そのままプレイが続く
      打者が持っているバットに、フェア地域で打球がもう一度当たったので、アウトになります。
    • B ファウルボールとなり、打者は打ち直す
      ファウルボールになるのは、打者がバッタースボックス内の正しい位置にいて、わざとでなく打球がバットや体に当たったときです。
    • D 打者はアウトにならず、一塁走者だけを戻す
      打者がアウトになり、走者も進めません。

    試合でのポイント

    バントの打球が打者の近くではねたときは、当たった場所がフェア地域か、打者がバッタースボックスの中にいたかを見ます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.09(a)(8)

    • フェアの打球を打った後、バットがフェア地域でもう一度打球に当たったら、打者はアウト。ボールデッドで、走者は進めない
    • 打者がバッタースボックス内の正しい位置にいて、わざとでなく打球がバットや打者に当たったら、ファウルボール

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  24. 上級24打者が内野にゴロを打ち、バットを手放して一塁へ走った。フェア地域に落ちたバットに、転がってきた打球が当たって向きが変わった。打者に打球を妨げる意図はなかった。どうなる?

    1. バットに当たったので、ファウルボールになる
    2. ボールインプレイで、そのままプレイが続く
    3. 打者の守備妨害で、打者はアウトになる
    4. ボールデッドにして、打者に打ち直させる
    答えと解説を見る

    正解:B ボールインプレイで、そのままプレイが続く規則5.09(a)(8)

    解説

    打者走者が手放したバットに、フェア地域で打球が転がって当たった場合、打球を妨げる意図がなかったと審判員が判断すれば、ボールインプレイです。プレイはそのまま続きます。

    ほかの選択肢

    • A バットに当たったので、ファウルボールになる
      フェア地域での出来事なので、ファウルボールにはなりません。
    • C 打者の守備妨害で、打者はアウトになる
      わざとでなく、落ちたバットに打球が転がって当たっただけなら、守備妨害にはなりません。
    • D ボールデッドにして、打者に打ち直させる
      ボールデッドにはならず、打ち直しもありません。

    試合でのポイント

    バットに当たった打球は、持っていたバットか、落ちたバットに転がってきたのかで扱いが変わるので、当たり方をよく見ます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.09(a)(8)

    • 打者走者が手放したバットに、打球がフェア地域で転がって当たり、妨げる意図がなかったと判断したら、ボールインプレイ
    • 折れたバットの一部がフェア地域で打球に当たったり、走者や野手に当たったりしても、プレイは続き、妨害にしない(原注)

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  25. 上級25走者一塁。投手がボークをしたが、そのまま投球し、打者が打って二塁打になった。一塁走者は三塁まで進んだ。どうなる?

    1. ボークとは関係なく、二塁打のプレイが生きる
    2. ボークの1個を足して、一塁走者は本塁まで進める
    3. ボークを優先して一塁走者を二塁へ進め、打ち直す
    4. 攻撃側の監督が、ボークかプレイかを選ぶ
    答えと解説を見る

    正解:A ボークとは関係なく、二塁打のプレイが生きる規則6.02(a)

    解説

    ボークがあっても、打者が安打・失策・四死球などで一塁に達し、ほかの走者も全員が1個以上進んだときは、ボークとは関係なくプレイが続きます。この場面は、二塁打と走者三塁のままです。

    ほかの選択肢

    • B ボークの1個を足して、一塁走者は本塁まで進める
      ボークの進塁を上乗せすることはありません。
    • C ボークを優先して一塁走者を二塁へ進め、打ち直す
      全員が1個以上進んだので、ボークのペナルティは使いません。
    • D 攻撃側の監督が、ボークかプレイかを選ぶ
      ボークでは、監督がプレイを選ぶのではなく、条件を満たせば自動的にプレイが生きます。

    試合でのポイント

    ボークの後に投球が打たれたときは、結果を見届けて、打者と全走者が1個以上進んだかどうかで判断します。

    条文の要点

    公認野球規則 6.02(a)

    • ボークのペナルティ:ボールデッドで、各走者はアウトにされずに1個進む
    • ただし、打者が安打・失策・四死球などで一塁に達し、ほかの全走者も1個以上進んだら、ボークに関係なくプレイが続く
    • ボークの後の悪送球では、走者は与えられた塁より先へ、アウトになる危険を負って進める

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  26. 上級26走者一塁。投手が軸足を投手板の後ろへ外してから、一塁へけん制球を投げた。これが悪送球になり、ボールがベンチに入った。どうなる?

    1. ボールインプレイのままで、走者は自由に進める
    2. 投手のけん制球なので1個。一塁走者は二塁へ
    3. ボークとなり、一塁走者に二塁が与えられる
    4. 内野手の悪送球と同じで2個。一塁走者は三塁へ
    答えと解説を見る

    正解:D 内野手の悪送球と同じで2個。一塁走者は三塁へ規則5.07(e)

    解説

    投手が軸足を後ろへ外して投手板を離れると、内野手と同じ扱いになります。そこからの悪送球は、ほかの内野手の悪送球と同じなので、ベンチに入れば送球したときの位置から2個の塁が与えられます。

    ほかの選択肢

    • A ボールインプレイのままで、走者は自由に進める
      ベンチに入ったのでボールデッドです。自由には進めません。
    • B 投手のけん制球なので1個。一塁走者は二塁へ
      1個になるのは、投手板に触れたまま塁へ送球して、ボールがベンチなどに入ったときです。
    • C ボークとなり、一塁走者に二塁が与えられる
      投手板を正しく外してからの送球は、ボークにはなりません。

    試合でのポイント

    けん制の悪送球では、投げたときに軸足が投手板に触れていたか外れていたかを見ます(1個か2個かが変わります)。

    条文の要点

    公認野球規則 5.07(e)

    • 投手が軸足を投手板の後ろへ外したら、内野手になる。そこからの悪送球は、ほかの内野手の悪送球と同じ扱い
    • 投手板を離れていれば、どの塁へ送球してもよい
    • 投手板に触れたまま塁へ送球して、ボールがスタンドやベンチに入ったら1個(5.06(b)(4)(H))

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  27. 上級27走者一・二塁。投手が投手板に触れたまま、二塁の方へ自由な足をまっすぐ踏み出し、送球するふりだけをした(投げなかった)。どうなる?

    1. 打者にボールが1つ宣告される
    2. 偽投になるので、ボークが宣告される
    3. ボークではなく、そのままプレイが続く
    4. 投手板を外していないので、ボークになる
    答えと解説を見る

    正解:C ボークではなく、そのままプレイが続く規則6.02(a)(3)

    解説

    投手板に触れている投手でも、二塁へは、まっすぐ踏み出せば偽投(投げるふり)をしてもかまいません(二塁に走者がいるときの話です。走者のいない塁への偽投は、プレイのためでなければボークです)。一塁と三塁への偽投はボークですが、二塁は例外です。

    ほかの選択肢

    • A 打者にボールが1つ宣告される
      反則ではないので、ボールもボークも宣告されません。
    • B 偽投になるので、ボークが宣告される
      二塁への偽投は、正しく踏み出していればボークではありません。
    • D 投手板を外していないので、ボークになる
      投手板を外さなくても、二塁へ踏み出して偽投することは認められます。

    試合でのポイント

    偽投の場面では、偽投した塁が一塁・三塁か二塁かと、その塁に走者がいるか、投手板に触れていたかを見て判断します。

    条文の要点

    公認野球規則 6.02(a)(3)【原注】

    • 投手板に触れている投手は、塁へ送球する前に、その塁の方へまっすぐ踏み出さなければならない
    • 踏み出したら送球しなければならないが、二塁だけは例外で、二塁への偽投は認められる

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  28. 上級28走者一・三塁。投手が投手板に触れたまま、三塁の方へまっすぐ踏み出し、送球するふりだけをした(投げなかった)。どうなる?

    1. 打者にボールが1つ宣告される
    2. ボーク。各走者に1個の塁が与えられる
    3. まっすぐ踏み出したので、ボークではない
    4. 三塁に走者がいるので、偽投してもよい
    答えと解説を見る

    正解:B ボーク。各走者に1個の塁が与えられる規則6.02(a)(2)

    解説

    投手板に触れている投手が、一塁や三塁へ送球するふりをして投げなかったら、ボークです。まっすぐ踏み出していても変わりません。各走者に1個の塁が与えられ、三塁走者は得点します。

    ほかの選択肢

    • A 打者にボールが1つ宣告される
      ボールが1つ宣告されるのは、走者がいないときの反則投球です。
    • C まっすぐ踏み出したので、ボークではない
      一塁・三塁への偽投は、踏み出していてもボークです。
    • D 三塁に走者がいるので、偽投してもよい
      走者がいる塁でも、一塁と三塁への偽投は認められません。

    試合でのポイント

    投手板に触れたまま一塁・三塁の方へ踏み出したら、投手は送球までしなければなりません。

    条文の要点

    公認野球規則 6.02(a)(2)

    • 投手板に触れている投手が、一塁または三塁へ送球するふりをして、送球しなかったらボーク
    • ボークでは、ボールデッドで各走者に1個の塁(6.02(a)ペナルティ)

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  29. 上級29走者一塁。投手は、打者が打席に入る前に「ワインドアップで投げる」と球審に伝えて投げていた。打撃の途中で一塁走者が盗塁して二塁へ進んだので、投手はセットポジションに戻したい。アマチュア野球(学童)では、どうする?

    1. セットポジションで投げることを、審判員に伝えてから投げる
    2. 走者が進んだので、何も伝えずにセットで投げてよい
    3. その打者の打撃が終わるまでは、セットには戻せない
    4. 一度伝えたら、そのイニングの間はワインドアップで投げる
    答えと解説を見る

    正解:A セットポジションで投げることを、審判員に伝えてから投げる規則5.07(a)(2)

    解説

    ワインドアップで投げると伝えた後でも、攻撃側の選手が交代したときや、走者の位置が変わったときは、セットポジションに戻せます。アマチュア野球では、戻すときも、セットポジションで投げることを審判員に伝える必要があります(2026年度の改正)。

    ほかの選択肢

    • B 走者が進んだので、何も伝えずにセットで投げてよい
      アマチュア野球では、セットに戻すときも審判員に伝えます。
    • C その打者の打撃が終わるまでは、セットには戻せない
      走者の位置が変わったので、打撃の途中でも戻せます。
    • D 一度伝えたら、そのイニングの間はワインドアップで投げる
      攻撃側の交代や走者の進塁があれば、同じイニングの中でも戻せます。

    試合でのポイント

    申告を受けた球審は、決められたジェスチャーで示し、セットに戻すときは両手を体の前で合わせて止めた形を見せます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.07(a)(2)【注6】【注7】(2026年度改正)

    • 走者がいるとき、軸足を投手板に平行に触れ、自由な足を前に置いた姿勢はセットポジション。打者が打席に入る前に申告すれば、ワインドアップで投げられる
    • 申告の後も、攻撃側の交代や走者の進塁があれば、セットに戻せる。アマチュア野球では、戻すときも審判員に伝える
    • 球審は、決められたジェスチャーで申告を受けたことを示す(競技者必携2026)

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  30. 上級30学童の試合。打者が頭部に死球(ヒット・バイ・ピッチ)を受けたので、臨時代走を出すことになった。代走者になるのは?

    1. 出場している9人のうち、打順が次の選手(投手を除く)
    2. 出場している9人のうち、監督が選んだ選手(投手を除く)
    3. ベンチにいる控え選手の中から、監督が選んだ選手
    4. 出場している9人のうち、打順が1つ前の選手(投手などを除く)
    答えと解説を見る

    正解:D 出場している9人のうち、打順が1つ前の選手(投手などを除く)競技者必携2026

    解説

    臨時代走者は、試合に出ている9人の中から、打順が1つ前の選手を認めます(投手と、投手を兼ねるDHは除きます)。控え選手ではなく、試合に出ている選手が務めます。

    ほかの選択肢

    • A 出場している9人のうち、打順が次の選手(投手を除く)
      打順が次の選手ではなく、前の選手です。
    • B 出場している9人のうち、監督が選んだ選手(投手を除く)
      監督が自由に選ぶのではなく、打順で決まります。
    • C ベンチにいる控え選手の中から、監督が選んだ選手
      臨時代走は、控え選手ではなく、試合に出ている選手が務めます。

    試合でのポイント

    頭部への死球では、けがの程度に関係なく、球審は臨時代走の処置をとります。

    条文の要点

    全軟連 競技者必携 2026年改訂(臨時代走)

    • 臨時代走者は、出場している9人の中から、打順が1つ前の選手を認める(投手と、投手を兼ねるDHは除く)
    • 頭部に死球を受けたときは、選手の安全を第一に、けがの程度にかかわらず球審が臨時代走の処置をとる(2025年改訂)

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  31. 上級31一死三塁。三塁走者がスクイズで本塁へスタートした。捕手がボールを持たないまま本塁の前へ出て投球を捕り、打者はバントできなかった。どうなる?

    1. 打撃妨害で打者は一塁、三塁走者は三塁に戻る
    2. 捕手の守備なので正当で、そのままプレイが続く
    3. 投手のボークで、打者には一塁。三塁走者は得点する
    4. 三塁走者はアウトで、打者には一塁が与えられる
    答えと解説を見る

    正解:C 投手のボークで、打者には一塁。三塁走者は得点する規則6.01(g)

    解説

    三塁走者がスクイズや本盗で得点しようとしているときに、捕手などがボールを持たずに本塁の上や前に出たり、打者やバットに触れたりしたら、投手のボークとなります。打者には妨害で一塁が与えられ、ボールデッドになります。ボークなので、三塁走者は本塁へ進みます。

    ほかの選択肢

    • A 打撃妨害で打者は一塁、三塁走者は三塁に戻る
      ふつうの打撃妨害とちがって投手のボークにもなるので、三塁走者は得点します。
    • B 捕手の守備なので正当で、そのままプレイが続く
      ボールを持たずに本塁の前へ出て打撃を妨げたので、正当な守備ではありません。
    • D 三塁走者はアウトで、打者には一塁が与えられる
      三塁走者はアウトにならず、ボークで本塁へ進みます。

    試合でのポイント

    スクイズや本盗のときは、捕手がボールを捕る前に本塁の前へ出ていないかを、球審はよく見ます。

    条文の要点

    公認野球規則 6.01(g)

    • 三塁走者がスクイズや盗塁で得点しようとしているときに、捕手などがボールを持たずに本塁の上や前に出たり、打者やバットに触れたりしたら、次のように扱う
    • 投手のボークとし、打者には妨害で一塁を与え、ボールデッド(走者はボークで1個進む)

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  32. 上級32学童部の5年生の投手。同じ1週間のうちに、すでに合計190球を投げている。今日の試合での投球数について、正しいのは?

    1. 1週間の上限は350球なので、今日も70球まで投げられる
    2. 1日70球以内に加えて、1週間210球以内も守る
    3. 1日70球以内を守れば、1週間の数は関係ない
    4. 1週間の上限があるのは、4年生以下の投手だけ
    答えと解説を見る

    正解:B 1日70球以内に加えて、1週間210球以内も守る全軟連(学童部)

    解説

    学童部の投手は、1日70球以内(4年生以下は60球以内)に加えて、2026年から1週間の投球数も210球以内(4年生以下は180球以内)になりました。この投手は1週間の残りが20球なので、1日の70球より先に1週間の上限に届きます。

    ほかの選択肢

    • A 1週間の上限は350球なので、今日も70球まで投げられる
      1週間350球以内は、少年部の制限です。
    • C 1日70球以内を守れば、1週間の数は関係ない
      2026年から、1週間の投球数の制限も加わりました。
    • D 1週間の上限があるのは、4年生以下の投手だけ
      1週間の上限は、5年生以上は210球、4年生以下は180球です。

    試合でのポイント

    投球数の管理は大会本部が行い、ボークでも投げた球は数え、牽制球や送球は数えません。

    条文の要点

    全軟連「学童部・少年部の投球数制限」・競技者必携 2026年改訂

    • 学童部:1日70球以内(4年生以下は60球以内)。試合中に達したら、その打者の打撃が終わるまで投げられる
    • 2026年から:1週間の投球数も210球以内(4年生以下は180球以内)
    • ボークでも投げた球は数える。牽制球や送球は数えない。管理は大会本部

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  33. 上級33学童の試合。走者なし。12秒ルールの時間が過ぎたので、塁審が「タイム」を宣告した。しかし投手はそのまま投げ、打者は空振りした。どうなる?

    1. 違反で「ボール」になり、空振りは無効。その1球は投球数に数える
    2. 空振りは有効でストライクになるが、投球数には数えない
    3. 違反で「ボール」になり、空振りは無効。その1球は投球数に数えない
    4. 空振りは有効でストライクになり、投球数にも数える
    答えと解説を見る

    正解:A 違反で「ボール」になり、空振りは無効。その1球は投球数に数える競技者必携2026

    解説

    時間が過ぎた違反として、球審は「ボール」を宣告します。タイムが宣告された後に投手が投げても、そのあとのプレイ(空振りなど)は無効です。ただし学童部・少年部では、その1球も投球数に入れます。2026年の改訂で、投球数の管理の決まりにも書き加えられました。

    ほかの選択肢

    • B 空振りは有効でストライクになるが、投球数には数えない
      ストライクにはならないうえ、投げた1球は投球数に入れます。
    • C 違反で「ボール」になり、空振りは無効。その1球は投球数に数えない
      プレイは無効でも、投げた1球は投球数に入れます。
    • D 空振りは有効でストライクになり、投球数にも数える
      タイムの後のプレイは無効なので、空振りもストライクになりません。

    試合でのポイント

    12秒・20秒が過ぎたら、塁審は「タイム」を宣告し、頭の上で手首を大きくたたいて球審に知らせます。

    条文の要点

    全軟連 競技者必携 2026年改訂(12秒・20秒ルール、投球数)

    • 投手は、走者がいないとき12秒以内、いるとき20秒以内に投球動作を始める
    • 時間が過ぎたら塁審が「タイム」を宣告して球審に知らせ、球審は「ボール」を宣告する。タイムの後に投げても、そのあとのプレイは無効
    • 学童部・少年部では、タイムの後に投げた1球も投球数に入れる

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  34. 上級341番打者の番なのに2番打者が打席に入り、安打で出塁した。守備側は気づかず、次に打席に入った3番打者に1球が投げられた後で、打順の誤りをアピールした。どうなる?

    1. 2番打者の安打を取り消して、3番打者が打撃を続ける
    2. 1番打者がアウトになり、次は2番打者がもう一度打つ
    3. 2番打者がアウトになり、1番打者から打ち直す
    4. アピールは認められず、2番打者の安打は正しい打撃になる
    答えと解説を見る

    正解:D アピールは認められず、2番打者の安打は正しい打撃になる規則6.03(b)

    解説

    不正位打者が塁に出た後、次の打者に1球が投げられるまでにアピールがなければ、不正位打者は正位打者になり、その打撃は正しいものになります。打順は、正しいとみなされた2番の次、つまり3番から続きます。

    ほかの選択肢

    • A 2番打者の安打を取り消して、3番打者が打撃を続ける
      次の打者に投球された後は、2番打者の安打は正しい打撃として認められます。
    • B 1番打者がアウトになり、次は2番打者がもう一度打つ
      正位打者の1番をアウトにできるのは、次の打者への投球の前にアピールがあったときです。
    • C 2番打者がアウトになり、1番打者から打ち直す
      不正位打者そのものがアウトになることはありません。しかも投球の後なので、アピールは認められません。

    試合でのポイント

    球審は、不正位打者が打席にいることに気づいても、誰にも知らせません。

    条文の要点

    公認野球規則 6.03(b)

    • 不正位打者が走者になるかアウトになった後、どちらかのチームの次の打者に1球が投げられたら、その打者は正位打者になり、打撃の結果も正しいものになる
    • 次の打者は、正しいとみなされた打者の次の打順の者
    • 審判員は、不正位打者が打席にいることを誰にも知らせない(原注)

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  35. 上級35無死一塁。4番打者の番なのに5番打者が打席に入り、二塁打を打って一塁走者は三塁へ進んだ。次の投球の前に、守備側が打順の誤りをアピールした。どうなる?

    1. 4番がアウト。一塁走者は三塁のままで、次は5番が打つ
    2. 5番の二塁打は生かして、次の打者を4番にする
    3. 4番がアウト。一塁走者は一塁に戻り、次は5番が打つ
    4. 5番がアウト。一塁走者は三塁のままで、次は6番が打つ
    答えと解説を見る

    正解:C 4番がアウト。一塁走者は一塁に戻り、次は5番が打つ規則6.03(b)

    解説

    次の投球の前にアピールがあれば、打つべきだった正位打者(4番)がアウトになります。不正位打者の打球で進んだ分は取り消され、一塁走者は一塁に戻ります。次の打者は、アウトになった4番の次の5番です。

    ほかの選択肢

    • A 4番がアウト。一塁走者は三塁のままで、次は5番が打つ
      不正位打者の打球で進んだ分は取り消すので、一塁走者は一塁に戻ります。
    • B 5番の二塁打は生かして、次の打者を4番にする
      アピールが次の投球の前なので、5番の打撃は生かされません。
    • D 5番がアウト。一塁走者は三塁のままで、次は6番が打つ
      アウトになるのは、不正位打者ではなく正位打者です。

    試合でのポイント

    不正位打者の打撃中に起きた盗塁・ボーク・暴投・捕逸による進塁は、取り消さずにそのまま認めます。

    条文の要点

    公認野球規則 6.03(b)

    • 不正位打者が走者になるかアウトになった後、次の投球やプレイの前にアピールがあれば、正位打者をアウトにする
    • 不正位打者の打球や出塁による進塁・得点は取り消す(打撃中の盗塁・ボーク・暴投・捕逸による進塁は有効)
    • 次の打者は、アウトになった正位打者の次の打順の者

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  36. 上級36一死一塁。中堅手がフライをグラブでしっかり捕った。そのあと送球しようとしてグラブを開き、投げる手に持ちかえるときにボールを落とした。どうなる?

    1. ボールデッドにして、打者に打ち直させる
    2. 完全に捕っていたと判断すれば捕球で、打者はアウト
    3. 投げる手でつかんでいないので、捕球にならない
    4. ボールを落としたので捕球にならず、打者は走者になる
    答えと解説を見る

    正解:B 完全に捕っていたと判断すれば捕球で、打者はアウト定義(キャッチ)

    解説

    捕球と認められるには、ボールを完全につかみ、自分の意思で手放したとわかるだけの間、持っている必要があります。完全につかんだ後、持ちかえるためにわざとグラブを開いて落としたときは、捕球とみなされます。投げる手でしっかりつかむところまでは必要ありません。

    ほかの選択肢

    • A ボールデッドにして、打者に打ち直させる
      ボールデッドにも、打ち直しにもなりません。
    • C 投げる手でつかんでいないので、捕球にならない
      捕球には、投げる手でボールをつかむことまでは必要ありません。
    • D ボールを落としたので捕球にならず、打者は走者になる
      完全につかんでいた後の、持ちかえでの落球は、捕球とみなされます。

    試合でのポイント

    持ちかえで落ちたときは、その前にボールを完全につかんでいたかどうかを見て判断します。

    条文の要点

    公認野球規則 定義(キャッチ)

    • 捕球:飛んでいるボールを、手かグラブでしっかりつかんで確実に持つこと(帽子・プロテクター・ポケットなどを使ってはいけない)
    • 完全につかみ、自分の意思で手放したとわかるだけの間、持っている必要がある
    • 完全につかんだ後、送球の持ちかえのためにわざとグラブを開いて落としたら、捕球とみなす

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  37. 上級37走者なし。左翼手がフェンス際でフライを捕った直後にフェンスにぶつかり、その勢いでボールがグラブからこぼれて地面に落ちた。どうなる?

    1. 捕球にはならず、ボールインプレイのまま
    2. 捕球にならず、打者に二塁が与えられる
    3. フェンスにぶつかったので、ボールデッド
    4. 一度グラブに入ったので捕球で、打者はアウト
    答えと解説を見る

    正解:A 捕球にはならず、ボールインプレイのまま定義(キャッチ)

    解説

    ボールに触れると同時か、その直後に、野手が選手や壁にぶつかったり倒れたりして、その結果ボールを落としたときは、捕球になりません。ボールインプレイのままなので、打者は進むことができます。

    ほかの選択肢

    • B 捕球にならず、打者に二塁が与えられる
      塁が与えられる決まりはありません。ボールインプレイのまま続きます。
    • C フェンスにぶつかったので、ボールデッド
      フェンスにぶつかっただけでは、ボールデッドになりません。
    • D 一度グラブに入ったので捕球で、打者はアウト
      グラブに入っても、ぶつかった勢いで落としたら捕球ではありません。

    試合でのポイント

    フェンス際や選手どうしがぶつかったときは、あわてて宣告せず、ボールを確実に持っているかを確かめてから判定します。

    条文の要点

    公認野球規則 定義(キャッチ)

    • ボールに触れると同時か直後に、選手や壁にぶつかったり倒れたりして、その結果ボールを落としたら、捕球ではない
    • 野手が触れたフライが攻撃側の選手や審判員に当たり、それを別の野手が捕っても、捕球ではない

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  38. 上級38カウント1ボール2ストライク、走者一塁。打者がスイングし、空振りしたその投球が打者のひざに当たった。どうなる?

    1. ストライクだが、捕手が捕っていないので振り逃げができる
    2. 死球(ヒット・バイ・ピッチ)で、打者は一塁へ進む
    3. ボールが1つ宣告され、カウントは2ボール2ストライク
    4. ストライクで三振。打者はアウトで、走者は進めない
    答えと解説を見る

    正解:D ストライクで三振。打者はアウトで、走者は進めない規則5.09(a)(6)

    解説

    スイングした投球が打者に当たったときは、死球ではなくストライクです。第3ストライクなら打者はアウトです。一塁が与えられない投球が打者に触れたので、ボールデッドになり、走者は進めません。

    ほかの選択肢

    • A ストライクだが、捕手が捕っていないので振り逃げができる
      打者に当たった時点でボールデッドなので、振り逃げはできません。
    • B 死球(ヒット・バイ・ピッチ)で、打者は一塁へ進む
      スイングしているので、当たっても死球にはなりません。
    • C ボールが1つ宣告され、カウントは2ボール2ストライク
      スイングした投球はストライクで、ボールにはなりません。

    試合でのポイント

    ワンバウンドの投球をスイングして足に当たることがあるので、スイングしたかどうかと、当たったかどうかの両方を見ます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.09(a)(6)・定義(ストライク)

    • 打者がスイングしたときに投球が打者に触れたらストライク(死球ではない)
    • 第3ストライクを打とうとして投球が打者に触れたら、打者はアウト
    • 一塁が与えられない投球が打者に触れたら、ボールデッドで、走者は進めない(5.05(b)(2))

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  39. 上級39カウント2ボール1ストライク、走者なし。打者はスイングせずによけようとしたが、投球はストライクゾーンの中で打者のひじに当たった。どうなる?

    1. ノーカウントで、投球をやり直す
    2. 死球(ヒット・バイ・ピッチ)で、打者は一塁へ進む
    3. ストライクが宣告され、ボールデッドになる
    4. よけようとしたので、ボールが1つ宣告される
    答えと解説を見る

    正解:C ストライクが宣告され、ボールデッドになる規則5.05(b)(2)

    解説

    投球がストライクゾーンの中で打者に当たったときは、よけようとしたかどうかに関係なく、ストライクになります。一塁は与えられず、ボールデッドになります。

    ほかの選択肢

    • A ノーカウントで、投球をやり直す
      やり直しにはならず、ストライクが宣告されます。
    • B 死球(ヒット・バイ・ピッチ)で、打者は一塁へ進む
      ストライクゾーンの中で当たったので、死球にはなりません。
    • D よけようとしたので、ボールが1つ宣告される
      よけようとしても、ゾーンの中で当たればストライクです。

    試合でのポイント

    死球かどうかの前に、当たった場所がストライクゾーンの中か外かを、球審がしっかり見きわめます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.05(b)(2)・定義(ストライク)

    • 投球がストライクゾーンの中で打者に触れたら、よけようとしたかどうかに関係なくストライク
    • ゾーンの外で触れても、打者がよけようとしなかったらボール
    • 一塁が与えられない投球が打者に触れたら、ボールデッドで、走者は進めない

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  40. 上級40二死満塁、カウント3ボール2ストライク。投手が投手板に触れたまま、ボールを手から落としてしまった。どうなる?

    1. わざとではないので、何もなかったことにしてやり直す
    2. ボーク。各走者が1個進んで1点が入り、カウントはそのまま
    3. 打者にボールが宣告されて四球になり、押し出しで1点が入る
    4. 二死なので得点は認められず、そのまま投球をやり直す
    答えと解説を見る

    正解:B ボーク。各走者が1個進んで1点が入り、カウントはそのまま規則6.02(a)(11)

    解説

    走者がいるときに、投手板に触れている投手がボールを落としたら、わざとでなくてもボークです。各走者に1個の塁が与えられるので、三塁走者は得点します。投球ではないので、打者のカウントは3ボール2ストライクのままです。

    ほかの選択肢

    • A わざとではないので、何もなかったことにしてやり直す
      走者がいるときは、わざとでなくてもボークになります。
    • C 打者にボールが宣告されて四球になり、押し出しで1点が入る
      走者がいるときはボークです。打者にボールが宣告されるのは、走者がいないときに落とした球がファウルラインを越えた場合です。
    • D 二死なので得点は認められず、そのまま投球をやり直す
      ボークで押し出された三塁走者は、二死でも得点になります。

    試合でのポイント

    走者がいるかどうかで扱いが変わるので、ボールを落としたときは、まず塁上の走者を確かめます。

    条文の要点

    公認野球規則 6.02(a)(11)・6.02(b)

    • 走者がいるとき、投手板に触れている投手が、わざとでもわざとでなくても、ボールを手やグラブから落としたらボーク
    • ボークでは各走者に1個の塁。三塁走者は本塁に進んで得点する
    • 走者がいなければボークではなく、落ちた球がファウルラインを越えたらボール、越えなければノーピッチ(6.02(b)原注)

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  41. 上級41二死満塁。打者がフェンスを越える本塁打を打った。三塁走者は本塁に触れた。その後、打球を見ていた二塁走者が三塁の手前で止まっている間に、一塁走者が二塁走者を追い越してしまった。得点は?

    1. 追い越しより前に本塁に触れた、1点だけが入る
    2. 追い越しで第3アウトになったので、1点も入らない
    3. 追い越された二塁走者がアウトで、3点が入る
    4. 本塁打なので、追い越しに関係なく4点が入る
    答えと解説を見る

    正解:A 追い越しより前に本塁に触れた、1点だけが入る規則5.09(b)(9)

    解説

    前の走者を追い越した走者はアウトです。二死なので、これが第3アウトになってイニングが終わります。本塁打でも、追い越しより前に本塁に触れていた走者の得点だけが認められます。

    ほかの選択肢

    • B 追い越しで第3アウトになったので、1点も入らない
      フォースアウトではないので、第3アウトより前に本塁に触れた得点は認められます。
    • C 追い越された二塁走者がアウトで、3点が入る
      アウトになるのは、追い越した後ろの走者(一塁走者)です。
    • D 本塁打なので、追い越しに関係なく4点が入る
      本塁打でも、走者が追い越せばアウトになり、二死ならそこでイニングが終わります。

    試合でのポイント

    本塁打のときも、審判員は走者が順番どおりに塁を回っているか、追い越しがないかを最後まで見ます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.09(b)(9)

    • 前の走者がアウトになる前に、その走者を追い越した走者はアウト
    • 二死で追い越しがあれば、そこで第3アウト。本塁打でも、追い越しより前に本塁に触れた走者の得点だけを認める(7.01(e)(3)の例)

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  42. 上級42走者なし。打者がフェンスを越える本塁打を打ったが、一塁を踏み忘れた。二塁に触れたあとで気づき、一塁へ戻って踏み直してから、ダイヤモンドを一周した。守備側が一塁でアピールした。どうなる?

    1. 踏み直したので、本塁打がそのまま認められる
    2. 本塁打のボールデッド中のことなので、アピールはできない
    3. 本塁打なので、踏み忘れは問われない
    4. アピールが認められ、打者はアウトになる
    答えと解説を見る

    正解:D アピールが認められ、打者はアウトになる規則5.09(c)(2)

    解説

    ボールデッドのときは、踏み忘れた塁より先の塁に触れた後で、戻って踏み直すことはできません。二塁に触れる前なら一塁へ戻って直せますが、この場面は二塁に触れた後なので、アピールがあれば打者はアウトです。

    ほかの選択肢

    • A 踏み直したので、本塁打がそのまま認められる
      二塁に触れた後は、一塁へ戻って踏み直すことが認められません。
    • B 本塁打のボールデッド中のことなので、アピールはできない
      本塁打でボールデッドになっていても、踏み忘れのアピールはできます。
    • C 本塁打なので、踏み忘れは問われない
      本塁打のときでも、塁はすべて正しく踏まなければなりません。

    試合でのポイント

    本塁打のときも、塁審は打者が各塁を踏んだかを見ておき、アピールがあったときに判定します。

    条文の要点

    公認野球規則 5.09(c)(2)

    • ボールインプレイ中に、塁を順に踏まずに進んだり戻ったりした走者は、アピールでアウト
    • 後ろの走者が得点した後は、前の走者は踏み忘れた塁に戻れない
    • ボールデッドのときは、踏み忘れた塁より先の塁に触れた後は、戻って踏み直せない(例:柵越えの本塁打で一塁を踏み忘れ、二塁に触れた後)

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  43. 上級43二死三塁。打者の内野ゴロで、打者走者は一塁を駆け抜けてセーフになった。そのあと二塁へ向かう動きを見せ、一塁に戻る前にタッグされた。三塁走者は、そのタッグより先に本塁に触れていた。どうなる?

    1. 打者走者はアウトにならず、アピールがあればアウトになる
    2. 一塁は駆け抜けてよいので、打者走者はアウトにならない
    3. 打者走者はアウト(第3アウト)だが、1点は認められる
    4. 打者走者はアウト(第3アウト)で、得点は認められない
    答えと解説を見る

    正解:C 打者走者はアウト(第3アウト)だが、1点は認められる規則5.09(b)(11)

    解説

    一塁を駆け抜けた後、すぐに戻らず二塁へ向かおうとしたら、タッグされればアウトです。ただし、駆け抜けてセーフと判定された打者走者は「一塁に達した」ことになるので、その後のアウトが第3アウトでも、それより先に本塁に触れた1点は認められます。

    ほかの選択肢

    • A 打者走者はアウトにならず、アピールがあればアウトになる
      二塁へ向かう動きを見せた後は、アピールではなく、タッグでアウトになります。
    • B 一塁は駆け抜けてよいので、打者走者はアウトにならない
      二塁へ向かおうとしたら、駆け抜けの保護はなくなり、タッグでアウトになります。
    • D 打者走者はアウト(第3アウト)で、得点は認められない
      打者走者はすでに一塁に達しているので、一塁の前でのアウトとはちがい、得点は認められます。

    試合でのポイント

    一塁を駆け抜けた打者走者が二塁へ向かおうとしたかどうかを、塁審は体の向きや動きでよく見ます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.09(b)(11)

    • 一塁を駆け抜けた後、すぐに戻らず、二塁へ進もうとしたら、タッグでアウト
    • 駆け抜けた後、ベンチや守備位置へ向かって、すぐに一塁へ戻らなければ、アピールでアウト
    • 駆け抜けてセーフと判定されていれば「一塁に達した」ので、その後に第3アウトになっても、それより前の得点は認める(原注)

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  44. 上級44一死一・三塁。打者の外野フライが捕らえられた(二死)。三塁走者はリタッチして本塁に触れた。一塁走者は捕球より前に離塁していて、一塁へ戻る前に外野からの送球が一塁に届き、アウトになった(第3アウト)。本塁に触れたのは、このアウトより先だった。得点は?

    1. 得点にならない。一塁でのアウトはフォースアウトと同じだから
    2. 1点が入る。一塁でのアウトはフォースアウトではないから
    3. 得点にならない。リタッチしなかった走者がいたから
    4. 得点にならない。同じプレイの中で第3アウトになったから
    答えと解説を見る

    正解:B 1点が入る。一塁でのアウトはフォースアウトではないから規則5.08

    解説

    フライが捕らえられた後、元の塁へ戻る前にアウトになるのは、フォースアウトではありません。そのため、この第3アウトより先に本塁に触れていた三塁走者の得点は認められます。三塁走者は正しくリタッチしているので、アピールで取り消されることもありません。

    ほかの選択肢

    • A 得点にならない。一塁でのアウトはフォースアウトと同じだから
      フライの捕球後に元の塁へ戻るのは、進む義務とはちがうので、フォースアウトではありません。
    • C 得点にならない。リタッチしなかった走者がいたから
      リタッチしなかったのは一塁走者です。正しくリタッチした三塁走者の得点には関係しません。
    • D 得点にならない。同じプレイの中で第3アウトになったから
      一塁走者がリタッチできずにアウトになったのはフォースアウトではないので、それより先に本塁に触れた得点は認められます。

    試合でのポイント

    フライの捕球後の送球で第3アウトになるときは、アウトと本塁到達のどちらが早かったかを見て、得点を判断します。

    条文の要点

    公認野球規則 5.08の規則説明(例)

    • フライの捕球の後、元の塁へ戻る前に送球でアウトになったのは、フォースアウトではない
    • そのアウトが第3アウトでも、それより前に本塁に触れた走者(正しくリタッチした走者)の得点は認める

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  45. 上級45走者一塁。打者の外野への安打で、一塁走者は三塁を狙った。外野からの三塁への送球が、途中にいた塁審に当たってはね、ボールがそれた。そのすきに打者走者は二塁へ進んだ。どうなる?

    1. ボールインプレイのままで、二塁への進塁は認められる
    2. 審判員に当たったので、ボールデッドで走者を戻す
    3. 審判員に当たったので、各走者に1個の塁を与える
    4. 審判員の妨害として、送球をやり直させる
    答えと解説を見る

    正解:A ボールインプレイのままで、二塁への進塁は認められる規則6.01(f)

    解説

    送球が審判員に当たっても、ボールインプレイのままです。そのため、はね返ったボールの間に走者が進んでも認められます。

    ほかの選択肢

    • B 審判員に当たったので、ボールデッドで走者を戻す
      送球が審判員に当たっても、ボールデッドにはなりません。
    • C 審判員に当たったので、各走者に1個の塁を与える
      塁を与える決まりはありません。ボールインプレイで、走者は自分の判断で進みます。
    • D 審判員の妨害として、送球をやり直させる
      審判員の妨害になるのは、球審が捕手の送球を妨げたときや、野手を通過する前のフェアの打球が審判員に当たったときなどです。

    試合でのポイント

    審判員は、送球の通り道に立たないように、プレイに合わせて位置を考えて動きます。

    条文の要点

    公認野球規則 6.01(f)

    • 送球が誤ってベースコーチに触れても、投球や送球が審判員に触れても、ボールインプレイ
    • ただし、ベースコーチが送球を妨害したら、走者がアウト
    • 審判員の妨害になるのは、球審が捕手の送球を妨げたとき、野手を通過する前のフェアの打球が審判員に触れたときなど(原注)

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  46. 上級46走者二塁。投球がそれそうになったので、捕手は外したマスクを投げつけ、わざと投球に当てて止めた。どうなる?

    1. 捕手の反則なので、打者に一塁が与えられる
    2. ボールインプレイのまま、二塁走者に2個の塁が与えられる
    3. ボールデッドにして、二塁走者を二塁に戻す
    4. ボールインプレイのまま、二塁走者に1個の塁が与えられる
    答えと解説を見る

    正解:D ボールインプレイのまま、二塁走者に1個の塁が与えられる規則5.06(b)(3)(E)

    解説

    野手が、帽子やマスクなど体から外したユニフォームの一部を、わざと投球に触れさせたときは、走者に1個の塁が与えられます。ボールインプレイのままで、塁は投球に触れたときの走者の位置から与えます。

    ほかの選択肢

    • A 捕手の反則なので、打者に一塁が与えられる
      塁が与えられるのは走者で、打者ではありません。
    • B ボールインプレイのまま、二塁走者に2個の塁が与えられる
      投球のときは、2個ではなく1個です(送球なら2個、打球なら3個)。
    • C ボールデッドにして、二塁走者を二塁に戻す
      ボールデッドにはならず、走者に1個の塁が与えられます。

    試合でのポイント

    罰則になるのは外したマスクや帽子が投球に触れたときなので、当たったかどうかと、そのときの走者の位置を見ておきます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.06(b)(3)(E)

    • 野手が、帽子・マスクなど体から外したユニフォームの一部で、わざと投球に触れたら、各走者(打者を除く)に1個の塁
    • ボールインプレイ。塁は、投球に触れたときの走者の位置から与える

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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  47. 上級47二死三塁。第3ストライクの投球を捕手が捕れず(振り逃げ)、打者は一塁へ走った。三塁走者も本塁へ走って先に本塁に触れたが、捕手の一塁への送球で、打者走者は一塁に触れる前にアウトになった。得点は?

    1. 1点が入る。第3ストライクで打者はもう走者だったから
    2. 1点が入る。三塁走者のほうが先に本塁に触れたから
    3. 得点にならない。一塁に達する前の打者走者のアウトだから
    4. 1点が入る。捕手がボールを捕っていなかったから
    答えと解説を見る

    正解:C 得点にならない。一塁に達する前の打者走者のアウトだから規則5.08(a)

    解説

    振り逃げで打者は走者になりますが、一塁に触れる前にアウトになり、それが第3アウトなら、そのプレイの間に本塁に触れた走者がいても得点は認められません。

    ほかの選択肢

    • A 1点が入る。第3ストライクで打者はもう走者だったから
      打者走者になっていても、一塁に触れる前の第3アウトなら得点は認められません。
    • B 1点が入る。三塁走者のほうが先に本塁に触れたから
      本塁に触れた順番ではなく、第3アウトが一塁に達する前の打者走者かどうかで決まります。
    • D 1点が入る。捕手がボールを捕っていなかったから
      捕手が捕れなかったので打者は走れますが、一塁の前でアウトになれば得点は認められません。

    試合でのポイント

    二死の振り逃げでは、三塁走者が先に本塁に触れていても、打者走者が一塁に触れる前にアウトになれば得点にならないので、打者走者が一塁に触れたかどうかをよく見ます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.08(a)・5.05(a)(2)

    • 第3ストライクが捕らえられなかったとき、一塁に走者がいないか二死なら、打者は走者になる(振り逃げ)
    • その打者走者が一塁に触れる前にアウトになって第3アウトなら、そのプレイ中に本塁に触れた走者の得点は認めない

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  48. 上級48走者一塁。打者がバントをした後、バットを前に放り投げた。バットはフェア地域で、打球を捕ろうとした捕手に当たり、捕手は打球を捕れなかった。打者にわざとの気持ちはなかった。どうなる?

    1. 守備妨害で打者はアウト。一塁走者は二塁へ進める
    2. 守備妨害で打者はアウト。一塁走者は一塁に戻る
    3. ボールデッドにして、バントをやり直させる
    4. わざとではないので、そのままプレイが続く
    答えと解説を見る

    正解:B 守備妨害で打者はアウト。一塁走者は一塁に戻る規則5.09(a)(8)

    解説

    バット全体が投げ出されて、プレイしようとする野手を妨げたときは、わざとかどうかに関係なく守備妨害です。打者(打者走者)はアウトで、ボールデッドになります。打者走者が一塁に達する前の妨害なので、ほかの走者は投球当時の塁に戻ります。

    ほかの選択肢

    • A 守備妨害で打者はアウト。一塁走者は二塁へ進める
      打者走者が一塁に達する前の妨害なら、走者は投球当時の塁に戻ります。
    • C ボールデッドにして、バントをやり直させる
      やり直しにはなりません。守備妨害で打者はアウトです。
    • D わざとではないので、そのままプレイが続く
      バット全体を投げて野手を妨げたときは、わざとでなくても守備妨害です。

    試合でのポイント

    折れたバットの一部が当たったときはプレイが続きますが、バット全体を投げて野手を妨げたときは守備妨害なので、どちらかをよく見ます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.09(a)(8)【原注】・6.01(a)ペナルティ

    • バット全体がフェア地域やファウル地域に投げ出され、プレイしようとする野手を妨げたら、わざとかどうかに関係なく妨害
    • 妨害でアウトになったらボールデッド。打者走者が一塁に達する前の妨害なら、ほかの走者は投球当時の塁に戻る
    • 折れたバットの一部が当たったときは、プレイを続ける

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  49. 上級49走者二塁。打者のゴロが遊撃手の横を通り抜けた直後に、そのすぐ後ろにいた二塁走者に当たった。ほかの内野手には、その打球を処理する機会がなかった。どうなる?

    1. 走者はアウトにならず、ボールインプレイのまま
    2. 走者はアウトで、打者には一塁が与えられる
    3. 走者はアウトにならないが、ボールデッドになる
    4. フェアの打球に触れたので、走者はアウトになる
    答えと解説を見る

    正解:A 走者はアウトにならず、ボールインプレイのまま規則5.06(c)(6)

    解説

    フェアの打球が内野手の股の下や横を通り抜け、ほかの内野手にも守備の機会がないまま、そのすぐ後ろの走者に当たったときは、ボールインプレイで、走者はアウトになりません。内野手に当たって向きが変わった打球が走者に当たったときも同じです。

    ほかの選択肢

    • B 走者はアウトで、打者には一塁が与えられる
      走者はアウトにならず、プレイがそのまま続きます。
    • C 走者はアウトにならないが、ボールデッドになる
      この場合はボールデッドにならず、ボールインプレイのままです。
    • D フェアの打球に触れたので、走者はアウトになる
      内野手を通り抜けた直後の打球で、ほかの内野手に守備の機会もないので、アウトにはなりません。

    試合でのポイント

    ただし走者がわざと打球をけるなどしたら守備妨害でアウトになるので、走者の動きも見ます。

    条文の要点

    公認野球規則 5.06(c)(6)・6.01(a)(11)

    • フェアの打球が内野手の股の下や横を通り抜け、ほかの内野手に守備の機会がなく、すぐ後ろの走者に触れたら、ボールインプレイで走者はアウトにしない
    • 内野手に当たって向きが変わった打球が走者に触れたときも、ボールインプレイで走者はアウトにしない
    • 走者がわざと打球をけるなどしたら、守備妨害でアウト

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  50. 上級50学童部の試合(6回戦)。試合開始から1時間30分が過ぎ、その回の表と裏が終わったとき(均等回の完了)、同点だった。どうなる?

    1. 6回が終わるまで、試合を続ける
    2. ふつうの延長戦を、決着がつくまで続ける
    3. 引き分けとして、試合を終える
    4. タイブレーク方式で、勝敗を決める
    答えと解説を見る

    正解:D タイブレーク方式で、勝敗を決める全軟連(学童部)

    解説

    学童部の試合は6回戦で、試合時間は1時間30分に制限されています。6回を終えたとき、または1時間30分が過ぎた後に表と裏がそろった回(均等回)が終わったときに同点なら、タイブレーク方式で勝敗を決めます。

    ほかの選択肢

    • A 6回が終わるまで、試合を続ける
      1時間30分が過ぎた後、表と裏がそろった回が終われば、6回の前でも試合は終わります。
    • B ふつうの延長戦を、決着がつくまで続ける
      ふつうの延長戦はせず、タイブレーク方式で決めます。
    • C 引き分けとして、試合を終える
      同点のまま引き分けにはせず、タイブレーク方式で決めます。

    試合でのポイント

    試合時間は大会本部が管理し、制限時間になったら審判員がそのことを両チームに伝えます。

    条文の要点

    全軟連「令和4年度の学童野球新ルール」

    • 学童部の試合は6回戦で、1時間30分の時間制限がある(4年生以下の大会は5回戦)
    • 6回を終えて同点、または1時間30分が過ぎた後の均等回が終わって同点なら、タイブレーク方式で決める
    • 試合時間は大会本部が管理し、制限時間になったら審判員が両チームに伝える

    規則の文章そのままではなく、内容を短くまとめたものです。

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