当てはまる用語はありません。
あ行
- アウトオブプレーあうとおぶぷれー
インプレーの反対で、ボールが試合から外れ、プレーが止まっている状態のことです。ボールの全体がゴールラインかタッチラインを越えたとき、主審がプレーを止めたときがこれに当たります。ボールが審判員に当たってフィールド内に残っても、そこから大きなチャンスとなる攻撃が始まった、直接ゴールに入った、ボールを持つチームが替わったときはアウトオブプレーとなり、ドロップボールで再開します。
関連する条文:競技規則 第9条
- アディショナルタイムあでぃしょなるたいむ
前半・後半の終わりに、交代、負傷者の対応、時間の浪費、飲水タイムなどで失われた時間を足すことです。足す長さは主審が決め、前半の計り間違いを後半の長さで埋め合わせることはしません。少年団の大会では追加しない決まりのこともあるので、大会要項で確かめておきます。
関連する条文:競技規則 第7条
- アドバンテージあどばんてーじ
反則があっても、止めずに続けた方が反則されたチームに有利なときに、プレーを続けさせることです。主審は両腕を前に伸ばして合図し、数秒のうちに有利にならなければ元の反則で止めて罰し、警告・退場に当たる反則なら、原則として次にプレーが止まったときにカードを示します。2026/27から、再開が正しく行われずにインプレーになったときも、相手がボールを持って有利ならそのまま続けられる(有利にならなければ再開をやり直す)ことがはっきりしました。
関連する条文:競技規則 第5条・第12条(2026/27改正)
- イエローカードいえろーかーど
- → 警告
- 異議いぎ
判定への不満を、言葉や態度で示すことです。選手だけでなく交代要員やチーム役員も警告の対象で(チーム役員の軽い不満は通常は注意)、選手の異議でプレーを止めたときは相手の間接フリーキックで再開します。侮辱的な言葉や下品な態度は異議より重く、退場になります。
関連する条文:競技規則 第12条
- 飲水タイムいんすいたいむ
暑い日などに、試合の途中でプレーを止めて水分をとる時間のことです。競技規則では、大会の決まりで認められる場合に行い、1分を超えるべきではないとされ、止めた時間は前後半の時間に足します。JFA熱中症対策ガイドラインでは、中学生以下の試合は暑さ指数(WBGT)25℃以上で飲水タイムかクーリングブレーク(28℃以上はクーリングブレーク)を行うことが、試合を行う条件です。
関連する条文:競技規則 第7条/JFA熱中症対策ガイドライン
- インプレーいんぷれー
ボールが試合の中で生きている状態のことです。ゴールポストやクロスバー、コーナーフラッグポスト、審判員に当たってフィールド内に残ったときも、原則としてインプレーのままです。再開では、キックで行うものは蹴られて明らかに動いたとき、スローインはボールがフィールドに入ったとき、ドロップボールは地面に触れたときにインプレーになります。
関連する条文:競技規則 第8条・第9条・第15条
- 大きなチャンスとなる攻撃の阻止おおきなちゃんすとなるこうげきのそし
得点につながりそうな有望な攻撃を、反則で妨げたり止めたりすることで、原則として警告です。ただし、ボールをプレーしようとした反則や意図的でないハンドでPKになった場合と、アドバンテージを適用して攻撃を続けさせた場合は警告しません。より重い「決定的な得点の機会の阻止」(原則は退場)と区別して判断します。
関連する条文:競技規則 第12条
- オフサイドおふさいど
味方がボールをプレーした(触れた)瞬間にオフサイドポジションにいた選手が、そのボールをプレーする、相手を妨害する、その位置にいたことで利益を得る、のどれかでプレーに関わったときの反則です。反則が起きた場所から相手の間接フリーキックで再開し、スローイン・ゴールキック・コーナーキックから直接ボールを受けたときは反則になりません。8人制でも、11人制と同じように適用されます。
関連する条文:競技規則 第11条
- オフサイドポジションおふさいどぽじしょん
相手陣内(ハーフウェーラインの上は含まない)で、頭・胴体・足のどこかが、ボールと後方から2人目の相手の両方より相手のゴールラインに近い位置のことです。手や腕は含めず、後方から2人目の相手や、最後方の2人の相手と同じ高さなら、オフサイドポジションではありません。この位置にいるだけでは反則にならず、プレーに関わったときにオフサイドの反則になります。
関連する条文:競技規則 第11条
か行
- 過剰な力かじょうなちから
反則の程度を表す3段階のうち最も重いもので、必要以上の力を使ったり、相手の安全をおびやかしたりすることです。反則した選手には退場を命じ、相手の直接フリーキック(自陣ペナルティーエリア内ならPK)で再開します。軽い方から「不用意」(懲戒なし)、「無謀」(警告)、「過剰な力」(退場)の順です。
関連する条文:競技規則 第12条
- 壁かべ
フリーキックのときに、守備側の選手がボールとゴールの間に並んで作る人の列のことです。守備側が3人以上で壁を作ったら、攻撃側の選手はボールがインプレーになるまで壁から1m以上離れ、違反すると相手の間接フリーキックになります。壁に並ぶ守備側の選手も、自分のゴールポストの間のゴールライン上に立つ場合を除き、ボールから7m(11人制は9.15m)以上離れなければなりません。
関連する条文:競技規則 第13条/JFA 8人制 第13条
- 間接フリーキックかんせつふりーきっく
ほかの選手が触れないまま相手ゴールに入っても得点にならないフリーキックで、その場合はゴールキックになります。主審は片腕を頭上に上げて示し、ほかの選手が触れるか、ボールが外に出るか、直接ゴールに入るおそれがなくなるまで上げておきます。危険な方法でのプレー、接触のない進路の妨害、オフサイド、異議、味方が意図的に足でGKへパスしたボール(いわゆるバックパス)をGKが手で扱ったときなどに与えます。
関連する条文:競技規則 第12条・第13条
- キックオフきっくおふ
前後半の始まりと得点の後に、センターマークにボールを置いて行う再開方法で、試合前のコイントスに勝ったチームが、前半に攻めるゴールかキックオフかを選びます。キッカー以外は全員自陣にいて、相手はボールがインプレーになるまで7m(センターサークルの半径と同じ・11人制は9.15m)以上離れます。8人制では、キックオフから直接相手ゴールに入っても得点にならず、相手のゴールキックで再開します。
関連する条文:競技規則 第8条/JFA 8人制 第1条・第8条
- 競技規則きょうぎきそく
サッカーの試合の決まりをまとめたもので、国際サッカー評議会(IFAB)が毎年改正し、JFA(日本サッカー協会)が日本語版を発行しています(2026/27年版が最新)。8人制の試合は、「JFA 8人制サッカー競技規則」で変えている部分を除き、競技規則(11人制)の決まりに従います。試合時間など大会ごとに変えられる決まりもあるので、大会要項もあわせて確かめます。
関連する条文:競技規則/JFA 8人制
- クーリングブレイクくーりんぐぶれいく
暑い日に試合を止めて、選手の体を冷やし水分をとるための休憩のことです。競技規則では、大会の決まりで認められる場合に90秒〜3分とされ、止めた時間は前後半の時間に足します。JFA熱中症対策ガイドライン(表記は「クーリングブレーク」)では前後半に1回ずつ3分間とり、中学生以下は暑さ指数(WBGT)28℃以上で行うことが試合を行う条件です。
関連する条文:競技規則 第7条/JFA熱中症対策ガイドライン
- 警告けいこく
反則や不正な行為をした者に、主審がイエローカードを示して行う懲戒で、退場より軽いものです。主な対象は、反スポーツ的行為、異議、プレーの再開を遅らせる、再開時に規定の距離を守らない、繰り返し反則する、承認なくフィールドに出入りする、などです。同じ試合で2回目の警告を受けた選手は、退場になります。
関連する条文:競技規則 第12条
- 決定的な得点の機会の阻止けっていてきなとくてんのきかいのそし
相手の得点や、ゴールに向かっている相手の決定的な得点の機会を反則で阻止することで、原則として退場です。ただし、自陣ペナルティーエリア内でボールをプレーしようとした反則や意図的でないハンドでPKになったときは警告(押さえる・引っぱる・押す反則や意図的なハンドは退場のまま)、アドバンテージを適用して得点になったときは懲戒なし(得点にならなければ警告)です。判断では、ゴールまでの距離、プレーの方向、ボールをコントロールできるか、守備側と攻撃側の選手の位置と数を考えます(攻撃側は2026/27で追加)。
関連する条文:競技規則 第12条(2026/27改正)
- コイントスこいんとす
- → キックオフ
- 交代ゾーンこうたいぞーん
- → 自由な交代
- 交代要員こうたいよういん
ベンチで出番を待つ選手のことで、8人制では「試合に出場していない競技者」とされています。8人制で出場できるのは原則16人以内、ベンチに入れる交代要員は最大8人で、両チームが事前に合意すれば人数を変えられます。交代要員も主審の権限の下にあり、異議や反スポーツ的行為などがあれば警告や退場の対象になります。
関連する条文:競技規則 第3条・第12条/JFA 8人制 第3条
- コーナーアークこーなーあーく
- → コーナーキック
- コーナーキックこーなーきっく
守備側の選手(GKを含む)が最後に触れたボールが、まるごとゴールラインの外に出て得点にならなかったときに、攻撃側に与えられる再開方法です。ボールは、ふつうはゴールラインを越えた地点に近い方のコーナーアークの中(線の上も含む)に置いて蹴り、8人制では相手はコーナーアークから7m(11人制は9.15m)以上離れます。直接相手ゴールに入れれば得点で、GKの8秒の反則や、相手がゴールキックを遅らせて5秒を過ぎたときにも与えられます。
関連する条文:競技規則 第17条(2026/27改正)/JFA 8人制 第17条
- ゴールエリアごーるえりあ
ゴールの前にある小さな四角のエリアで、8人制はゴールポストの内側から4m、奥行き4mです(11人制は5.5m)。ゴールキックはこのエリア内のどこにボールを置いてもよく、守備側がこの中でフリーキックを得たときも、エリア内のどこからでも蹴れます。攻撃側の間接フリーキックがこのエリア内の反則で与えられたときは、ゴールラインと平行なエリアの線の上で、反則の場所に一番近い所から蹴ります。
関連する条文:競技規則 第13条・第16条/JFA 8人制 第1条
- ゴールキックごーるきっく
攻撃側の選手が最後に触れたボールが、まるごとゴールラインの外に出て得点にならなかったときに、守備側に与えられる再開方法です。ボールはゴールエリア内のどこに置いてもよく、蹴られて明らかに動いたらインプレーで、相手はそれまでペナルティーエリアの外にいます。2026/27から、わざと遅らせていると主審が5秒を数えて見せ、過ぎても蹴らなければ相手のコーナーキックになります。
関連する条文:競技規則 第16条(2026/27改正)
- ゴールキーパーの8秒ごーるきーぱーのはちびょう
GKが自陣ペナルティーエリア内で、手や腕でボールを8秒を超えて持ち続ける反則で、相手のコーナーキックになります。主審は8秒の数え始めを判断し、手を上げて最後の5秒を目に見えるように数えます。2025/26の改正で「6秒を超えたら間接フリーキック」から変わり、コーナーキックは反則のときにGKがいた位置に近い方のコーナーから行います。
関連する条文:競技規則 第12条・第17条(2025/26改正)
- ゴールラインごーるらいん
フィールドの短い方の境界線で、その中央にゴールを置きます。ボールの全体がこの線を越えると得点・ゴールキック・コーナーキックのどれかになり、一部でも線の上に残っていればまだインプレーです。PKのときGKはこの線の上に立ち、フリーキックでは、守備側は自分のゴールポストの間のゴールライン上に立つ場合に限り、ボールから7m(11人制は9.15m)より近くにいてもかまいません。
関連する条文:競技規則 第1条・第13条・第14条/JFA 8人制 第13条
さ行
- 再開方法さいかいほうほう
止まったプレーを再び始める方法のことで、キックオフ、ドロップボール、スローイン、ゴールキック、コーナーキック、直接・間接のフリーキック、ペナルティーキックがあります。主審がプレーを止め、どれにも当てはまらないときはドロップボールで再開します。インプレーでないとき(ボールが外に出ている間など)に起きた反則は、懲戒はしても再開方法は変えません。
関連する条文:競技規則 第8条
- シミュレーションしみゅれーしょん
- → 反スポーツ的行為
- 自由な交代じゆうなこうたい
8人制の交代のしかたで、回数の制限がなく、一度退いた選手もまた出場できます。フィールドの選手は、ベンチ側のタッチラインにある交代ゾーン(ハーフウェーラインをはさんで左右3mずつ、全長6m)から、インプレー中でも主審の承認なしに入れ替われ、退く選手が先に出てから入るのが原則です。GKの交代とGKとの入れ替えだけは、アウトオブプレーのときに主審に知らせ、承認を得て行います。
関連する条文:JFA 8人制 第1条・第3条
- 主審しゅしん
試合をコントロールし、競技規則を適用するすべての権限を持つ審判員で、試合時間も計ります。判定はプレーを再開する前なら変えられますが、再開した後や、前後半の終了の合図をしてフィールドを離れた後は変えられません。8人制では、主審1人と副審2人の「3人制審判」か、主審1人と補助審判1人の「1人制審判」で試合を運営します。
関連する条文:競技規則 第5条/JFA 8人制 第5・6条
- すね当てすねあて
すねを守るための用具で、8人制でも必ず着け、ソックスで覆います。試合中に着けていない選手に気付いたら、プレーをすぐ止めなくてもよく、フィールドの外で直させ、審判員が確かめてから主審の承認で戻します。偶然外れたときは、できるだけ早く、遅くともボールが次にアウトオブプレーになる前に着け直させます。
関連する条文:競技規則 第4条/JFA 8人制 第4条
- スローインすろーいん
ボールがまるごとタッチライン(フィールドの長い方の境界線)の外に出たとき、最後に触れた選手の相手チームが、出た地点から両手で投げ入れる再開方法です。投げる選手はフィールドに向かって立ち、両足の一部をタッチライン上かその外の地面につけて、頭の後ろから頭上を通して投げ、相手は投げる地点から2m以上離れます。正しく投げないと相手のスローイン(ファウルスロー)になり、2026/27からは、わざと遅らせると主審が5秒を数えて見せ、過ぎたら相手のスローインになります。
関連する条文:競技規則 第15条(2026/27改正)/JFA 8人制 第15条
た行
- 退場たいじょう
重い反則をした者に、主審がレッドカードを示して試合から退かせる懲戒です。著しく不正なプレー、乱暴な行為、人をかむ・つばを吐く、侮辱的な発言や行動、決定的な得点の機会の阻止、同じ試合での2回目の警告などが対象で、退場した者はフィールドの周辺とテクニカルエリアから離れます。退場した選手はその試合に戻れませんが、8人制ではチームが別の選手を補充できます(11人制はキックオフ後の退場は補充できません)。
関連する条文:競技規則 第3条・第12条/JFA 8人制 第12条
- タッチラインたっちらいん
- → スローイン
- チーム役員ちーむやくいん
監督・コーチなど、チームリストに名前が載っている人のうち、選手と交代要員を除いた人のことです。チーム役員にも警告や退場のカードを示すことができ、反則した人が特定できないときは、テクニカルエリアにいる上位のコーチが罰を受けます。フィールドに入ってプレーを妨害したら直接フリーキック(またはPK)で再開し、妨害する気がなく、明らかに外へ出ていくボールに触れただけなら、懲戒なしで相手の間接フリーキックです。
関連する条文:競技規則 第3条・第9条・第12条(2025/26改正)
- 直接フリーキックちょくせつふりーきっく
相手を押す・蹴る(蹴ろうとする)・つまずかせる・押さえるなどの反則や、ハンドの反則に与えられるフリーキックで、直接相手ゴールに入れれば得点です。主審は攻める方向を片腕で指して示し、8人制では相手はボールがインプレーになるまで7m(11人制は9.15m)以上離れます。守備側が自分のペナルティーエリア内でこの反則をしたときは、PKになります。
関連する条文:競技規則 第12条・第13条/JFA 8人制 第13条
- 追加時間ついかじかん
- → アディショナルタイム
- テクニカルエリアてくにかるえりあ
ベンチの座席から両横に1m、前はタッチラインから1mの所までとされる区域で、監督・コーチなどのチーム役員や交代要員が入ります。中にいる人は責任ある態度で行動し、戦術的な指示を出せるのはその都度1人だけです。退場を命じられた選手やチーム役員は、このエリアとフィールドの周辺から離れます。
関連する条文:競技規則 第1条・第12条
- DOGSOどぐそ
- → 決定的な得点の機会の阻止
- 得点とくてん
ボールの全体が、両ゴールポストの間とクロスバーの下を通ってゴールラインを越えることで、得点したチームに反則がなければ1点になります。ボールの一部でもライン上に残っていれば、まだ得点ではありません。得点の後は、得点されたチームのキックオフで再開します。
関連する条文:競技規則 第10条
- ドロップボールどろっぷぼーる
負傷や観客の妨害など、反則以外の理由で主審がプレーを止め、ほかの再開方法が当てはまらないときの再開方法です。止めたときボールがペナルティーエリア内なら守備側のGKに、外ならボールを保持していた(保持したであろう)チームの1人に、分からなければ最後に触れたチームの1人にドロップし、ほかの選手は4m以上離れます。ボールが地面に触れたらインプレーで、2026/27から、ペナルティーエリアの外では、ボールが審判員や外的要因(観客など)に当たって止めたときはその当たった位置でドロップします。
関連する条文:競技規則 第8条(2026/27改正)
は行
- 8人制サッカーはちにんせいさっかー
多くの選手が試合に出られるようにJFAが整えた試合の形式で、U-12(小学生)年代では、GKを含む8人ずつが大人用の約半分のピッチ(推奨は68m×50m)で戦います。前後半15〜20分が標準(ハーフタイムは10分以内)で、4号球、自由な交代、フリーキックなどで離れる距離7m、ペナルティーマーク8mなど、11人制と違う決まりがあります。「JFA 8人制サッカー競技規則」で変えていない部分は、競技規則(11人制)がそのまま使われます。
関連する条文:JFA 8人制サッカー競技規則
- バックパスばっくぱす
- → 間接フリーキック
- ハーフウェーラインはーふうぇーらいん
2本のタッチラインの中央どうしを結び、フィールドを半分に分ける線で、その真ん中にセンターマークがあります。オフサイドポジションになりうるのは頭・胴体・足の一部が相手陣内に出ているときだけで、この線の上にいるだけでは相手陣内にいることになりません。8人制の交代ゾーンはこの線をはさんで左右3mずつで、GKの交代で新しく入るGKは、この線のところからフィールドに入ります。
関連する条文:競技規則 第1条・第11条/JFA 8人制 第1条・第3条
- 反スポーツ的行為はんすぽーつてきこうい
フェアでない行為をまとめた呼び方で、警告の対象です。反則されたふりをして倒れる(シミュレーション)、手や腕で得点しようとする、声で相手を惑わす、GKへのパスの決まりをかいくぐるトリック、無謀な反則、承認なくGKと入れ替わる、などが当たります。シミュレーション・声で惑わす・トリックでプレーを止めたときは相手の間接フリーキック、無謀な反則や、手や腕で得点しようとしたときは相手の直接フリーキックで再開します。
関連する条文:競技規則 第12条
- ハンドはんど
手や腕で意図的にボールに触れる、手や腕で体を不自然に大きくしてボールに触れる、などの反則で、自陣ペナルティーエリア内のGKを除き、相手の直接フリーキック(自陣ペナルティーエリア内ならPK)になります。腕の上の境目は脇の下の一番奥までで、手や腕に当たれば必ず反則になるわけではありません。偶然でも、自分の手や腕に当たった直後にそのまま相手ゴールに得点したら反則で、得点は認めません。
関連する条文:競技規則 第12条
- PKぴーけー
- → ペナルティーキック
- PK戦ぴーけーせん
- → ペナルティーマークからのキック
- PK方式ぴーけーほうしき
- → ペナルティーマークからのキック
- ファウルふぁうる
競技規則の第12条で決められている反則のことで、相手を押す・蹴る・つまずかせるなど体を使ったものや、ハンド、危険な方法でのプレーなどがあります。直接・間接フリーキックやPKを与えるのは、ボールがインプレー中に起きた反則だけです。押す・蹴る・つまずかせるなどの反則は、程度によって不用意(懲戒なし)、無謀(警告)、過剰な力(退場)と懲戒が変わります。
関連する条文:競技規則 第12条
- ファウルスローふぁうるすろー
- → スローイン
- 副審ふくしん
主審を援助する審判員で、8人制の3人制審判では2人置き、旗を使って合図します。ボールが外に出たときにどちらのチームの再開か、罰すべきオフサイド、交代の要求などを知らせますが、最終的に決めるのは主審です。PKのときはゴールラインとペナルティーエリアのラインが交わる所に立ち、蹴る前にGKがゴールラインから出たか、ボールがゴールラインを越えたかを見ます。
関連する条文:競技規則 第6条/JFA 8人制 第5・6条
- 不用意ふようい
相手にチャレンジするとき、注意や配慮が足りない、または慎重さに欠けたプレーを表す反則の程度で、3段階のうち最も軽いものです。相手の直接フリーキック(自陣ペナルティーエリア内ならPK)で再開し、警告などの懲戒はしません。より重いものは「無謀」(警告)と「過剰な力」(退場)です。
関連する条文:競技規則 第12条
- ペナルティーアークぺなるてぃーあーく
- → ペナルティーマーク
- ペナルティーエリアぺなるてぃーえりあ
ゴール前の大きな四角のエリアで、8人制はゴールポストの内側から12m、奥行き12mです(11人制は16.5m)。GKが手を使えるのは自分のこのエリアの中だけで、守備側がこの中で直接フリーキックになる反則をするとPKになります。PKになるかどうかはボールの位置ではなく反則が起きた位置で決まり、エリアを囲む線の上もエリアの中に含みます。
関連する条文:競技規則 第1条・第12条・第14条/JFA 8人制 第1条
- ペナルティーキックぺなるてぃーきっく
守備側が自分のペナルティーエリア内で、直接フリーキックになる反則をしたときに、ペナルティーマークから蹴る再開方法です。GKは蹴られるまで両ポストの間のゴールライン上でキッカーの方を向き、キッカーとGK以外の選手はペナルティーエリアの外、マークより後ろで、マークから7m(11人制は9.15m)以上離れた所にいます。キッカーはボールを前に蹴り、助走を終えた後のフェイントは反則で、前後半の終わりならPKが終わるまで時間を延ばします。
関連する条文:競技規則 第7条・第14条/JFA 8人制 第1条
- ペナルティーマークぺなるてぃーまーく
PKのときにボールを置く印で、8人制はゴールラインの中央から8m(11人制は11m)の所にあります。マークを中心に半径7m(11人制は9.15m)のペナルティーアークがペナルティーエリアの外側に描かれ、PKのときキッカーとGK以外の選手は、エリアとアークの外でマークより後ろにいます。PKでは、ボールがマークの中心に少しでもかかるように置いて止めます。
関連する条文:競技規則 第1条・第14条/JFA 8人制 第1条
- ペナルティーマークからのキックぺなるてぃーまーくからのきっく
勝者を決める必要がある試合で同点のときに、両チームが交互にペナルティーマークから蹴って勝敗を決める方法で、競技規則(11人制)では「PK戦(ペナルティーシュートアウト)」と呼び、PK方式とも言います。8人制では、試合終了時にピッチにいた8人から選んだ3人ずつが蹴り、それでも同点なら、同じ数のキックで一方が多く得点するまで順番を変えずに交互に続けます(11人制は5人ずつ)。主審がコイントスで蹴るゴールを決め、もう一度のトスに勝ったチームが先に蹴るか後に蹴るかを選び、キッカーと両GK以外の選手はセンターサークルの中で待ちます。
関連する条文:競技規則 第10条/JFA 8人制 第10条
- 補助審判ほじょしんぱん
8人制で主審1人だけで試合を運営する「1人制審判」のときに、必ず1人置く審判員です。主審が続けられなくなったときの代わり、ボールの交換の管理、必要に応じたベンチの管理を受け持ちます。カードを示す選手を間違えたとき、2回目の警告なのに退場にしていないとき、主審の見ていない所で乱暴な行為があったときは、主審に知らせて助けます。
関連する条文:JFA 8人制 第5・6条
ま行
- 無謀むぼう
相手にとって危険になることや、その結果を気にかけずにプレーすることを表す反則の程度で、反則した選手は警告しなければなりません。相手の直接フリーキック(自陣ペナルティーエリア内ならPK)で再開します。3段階では「不用意」(懲戒なし)より重く、「過剰な力」(退場)より軽いものです。
関連する条文:競技規則 第12条
や行
- 4号球よんごうきゅう
U-12(小学生)年代の試合で使う大きさのボールで、JFA 8人制サッカー競技規則で決められています(中学生以上や一般の11人制は5号球)。試合前には、両チームのボールの大きさ、空気の入り具合、破れがないかを確かめます。試合中にボールを替えるときは、主審の承認が必要です。
関連する条文:JFA 8人制 第2条/競技規則 第2条
ら行
- 落雷らくらい
雷は命に関わるため、雷の兆しがあれば、公式戦か練習かを問わず、ためらわずに中断・中止します(試合で判断するのは主審です)。雷鳴が聞こえたときは、すでに約10km以内で雷が発生していて、落雷の危険がある距離です。避難先は車の中や鉄筋コンクリートの建物の中などで、テントや木のそば、屋根だけの建物は危険です。
関連する条文:競技規則 第5条/JFA落雷事故防止の指針
- 乱暴な行為らんぼうなこうい
ボールを争っていないときに、相手や味方、審判員、観客などに対して、必要以上の力や粗暴な行為を用いる、または用いようとすることで、退場です。接触がなくても当てはまり、ボールを争っていないときに相手の頭や顔を手や腕で意図的にたたくことも、力がごく小さい場合を除いて乱暴な行為です。インプレー中にフィールド内で相手にしたときは直接フリーキック(自陣ペナルティーエリア内ならPK)、ボールがアウトオブプレーのときは、退場を命じたうえで、もともと決まっていた方法で再開します。
関連する条文:競技規則 第8条・第12条
- レッドカードれっどかーど
- → 退場